2011/04/20

Pandit Bhimsen Joshi

Bharat Ratna(インドの宝石)というインド政府から贈られる最高賞も受賞した、北インド音楽の声楽家Pandit Bhimsen Joshi(パンディット・ビムセン・ジョシ)氏が2011年1月24日に88才で逝去された。
名実共にインドを代表する声楽家で数多くの逸話も残されている。
幼少期にUstad Abdul Karim Khan(Kirana Gharana)のJhinjhotiのレコードを聴き声楽家を目指し11才の時に故郷を離れ師匠捜しの旅を始める。
3年間の旅で紆余曲折の末目指すべき声楽家が自信の故郷にいることを知りJalandarへ戻る。
彼が師事したのはUstad Abdul Karim Khanの高弟だったPandit Sawai Gandharvadaだった。
Pandit Bhimsen Joshiは1988年のインド祭には来日し公演とCDもリリースしている。

北インドの声楽は最初かなり取っ付きにくいと思うが、表現の根本でもあり理解できる頃には北インド音楽の深淵を垣間見ることになる。
これらの映像は壮年期にテレビ局が収録した番組。
かなりのインパクトを感じてもらえると思う。





Pandit Bhimsen Joshi氏の冥福をお祈りします。