2011/04/20

デジタルとアナログ

昨年相次いで2台のパソコンのハードディスクがクラッシュしてしまった。
まあハードディスクの耐用年数と言われる10年は超えていたので予想はしていた。
トラブルに見舞われたのはPower Mac G4とPower Book G3で、いずれもMac OS9という前時代的な環境だった。
G4の方はこれまで2回ハードディスクを交換していたがG3の方は1月に初めて交換してみたが、P-Ramバッテリーもだめだったのでそれも交換した。
今ではMac Book ProとThink Padを使っているので手放しても良かったのだが、一応動態保存しておくことにした。
本体よりもソフトウエアのバージョンアップに立ち向かおうという冒険心をもった侍ではないので慣れ親しんだ環境があると安心する。
新しいパソコンでの作業のため以前メインで使っていたCubase VSTからCubase5に移行するのには苦労した。
Mac BookでCubase4もいじってはみたが結局Think PadでCubase5を選択した。
Mac OSからWindows XPに変わった戸惑いも大きいが、ソフトのバージョンを一つ飛ばした戸惑いはそれ以上だった。
いい指導者に恵まれ最近やっとなれてきたところ。
最近のプラグインがアナログ的な音を目指しているところがとても面白い。
以前CDのマスタリングで真空管のプリアンプを通していたことを考えると、音色の変化はそれに近く圧倒的にノイズが少ない。
デジタルの進化がアナログの方を向いている。

ところで以前のパソコンのクラッシュと共に多くの方々の連絡先が失われてしまいました。
最近メール通信が届かない方、ご希望の方はH.Pにご一報ください。
不定期ながらご案内いたします。