2012/07/05

煮魚定食

逗子の新道亭での昼食ではやはり煮魚を選ぶ。
煮魚の味もさることながら付け合わせもとても美味しい。

いつも感心しながら食べているが、5月にインド旅行をしてきた主人がベグンバジャを作ってくれた。
ベグンバジャはインドでは毎日食べているナスのフライだ。
素揚げにしたものとベスン(豆粉)で衣を付けたものの2種類の調理法があるが、ターメリックと塩をまぶした素揚げのタイプだった。
インドの素揚げタイプのベグンバジャは低温で揚げるせいか、マスタードオイルをたっぷり吸ったものだが、出されたのはカラッと揚がったそれは見事なベグンバジャだった。
和食の天ぷらの技術が使われた揚げ方なのか、目から鱗が落ちる新次元のベグンバジャだった。
揚げものも奥深いものだ。

この日の煮魚は大好物のアイナメ。
日本に生まれて良かったと実感する献立だ。