2018/02/25

ベナレス













今回のベナレス滞在では、友人達に本当によく助けられた。




まだ体力が完全に回復していない中での移動なので、自分なりに余裕をもって組んだ日程だったが、それでもやはり荷物を抱えての移動は骨が折れた。





ましてインドの過酷な環境と異様に濃い空気の中での移動なので余計に疲れる。




友人達にずっとフォローしてもらえたおかげで、移動疲れも半減したがやはり体力的には少し過酷だった。



やはり楽器と荷物は減らすにも限界がある。



今までならば解熱剤を飲んで普通に弾いていたコンサートも、1件は今回はわがままを言ってキャンセルさせてもらった。



申し訳なく勿体ないことだが、今回は絶対に無理はしないことにしていた。





おかげで体調を大きく崩すことなく旅を続けられている。




そして今回はいろいろな事を改めて考え直す事が出来たベナレス滞在だった。



今まであまり深く考え込まなかったことについても自分なりに良く考えてみた。





前回に比べ時間に余裕をもてたので、ゆっくりベナレスを感じることもできた。





そして今は1ヶ月が経って身体がインドに馴れたのと、自分の身体の不自由さ加減も掴めてきたので、インド滞在もとても快適になってきた。














2018/02/24

淘汰されるのか?




インドの国内線でシタールにまつわるレギュレーションに関して、様々な書き込みを見ていたのでそれなりに覚悟していた。




大抵シタールとスーツケースで25kgというのが、このところの定番になっている。




最近シタールのサイズをめぐってヒリヒリすることが多くなってきた。




シタールへの対応は各社それぞれ独自に対応していて、国際線でも割り増し料金を取る会社もある。




今回のジェット・エアの割り増し料金はトリッキーで、デリー・コルカタ間が2500Rs、その半分位の距離のバラナシ・デリー間で4000Rs取られた。




疲れるから止めようと思うのだが、これにはどうしてもツッコミたくなってしまった。






まあ、結局笑うしかない。






コルカタ・バラナシ間のエア・インディアは割り増し料金はかからなかった。














2018/02/10

Kolkataに着いて3日目




グルジーや多くの知り合いと再会し至福の時間が流れている。




またここには沢山の顔見知りがいて、皆口を揃えて「そんなに痩せてしまってどうしたんた?」と聞いてくる。




病気に関しては今まで使ったことのない単語ばかりなので、英語で病状を説明するのでも四苦八苦しているのに、ベンガル語で説明するのは超難しい。




それでもなんとか伝えると、皆また会えたことを神に感謝してくれる。




30年以上の長い付き合いとは言え、優しくあたたかい人々の心に触れ胸が熱くなりっぱなしだ。













2018/02/04

インドのオムレツ




青唐の香りが鼻孔をくすぐる。








2018/02/03

ミールスな気分






昨日は Rikhi Ram で用事を済ませた後でランチ。




Rikhi Ram の近所というと色々選択肢はあるが、今日はミールスの気分だったのでいつもの繁盛店へ。




SARAVANA BHAVAN はいつも満員盛況で入り口は人だかり。




それでも行列は作らずエントランスマネージャーの女性がテキパキと人をさばいていく。




3つあるフロアの空席状況とグループの人数を見て、まるで手配師のように大勢の客を店内に呑み込んでいく。




エントランスマネージャーだけフル回転だが、あとは実に長閑な景色だ。






インド人が行列を作る時はよっぽどの時だ。




例えば1000Rs 500Rsの高額紙幣が突然使用不能になり、前日に大挙して換金に群がった時のような。




そしてそういう時にインド人は人間トレインと化す。




ただでさえ距離感の近いインド人なので、人間トレインは前後の人が密着している。




何人さえも横入りはさせないという姿勢だ。



たしかにそれだけ横入りが横行していると言わざるを得ない。




以前はタクシーの列に並んでいた時に、よりによって私の前に横入りされた時などは、拙いボキャブラリーを総動員して抗議したが、今は言葉を使わず手振りで済ますようにしている。




手振りはブルースリーガラナでいく。




行儀よく並んで人の手を煩わせない日本と、店先に人が群がるインド。




この店では1人の場合、みそっカス状態でとりあえず店の中に入らされ、入り口横の椅子に座り席の空きを待つ。






お1人様席はない











盗塁?




コンノートプレースのアウターサークルを渡ろうとしている。




全く切れ目なしに車が突進してくるので、僅かな隙をついて渡る。




上手く隙をつけばドライバーは決して人に突っ込んではこないので、大切なのは一瞬の間合いを攻める反射神経だ。





この極意は盗塁と一緒だ。




そしてもう一つのこつは渡ろうとする同志と呼吸を合わせることだ。




これはインドの国技カバディと一緒だ。




ようするにみんなで渡れば怖くないというやつだ。




盗塁とカバディに精通していれば、一見不可能とも思える横断も難なくこなせるのだ。









到着!




長い一日でした。



とりあえず今日は何もせずに眠りたい。











2018/02/02

飛ぶ




あとは座っているだけだ。





楽なようで、、、









やはり雪か





早朝の車移動を避けて昨夜は成田に宿泊。




飛行機は飛んでいるようだが、どんな一日になるのか?






長い一日の始まり。