2019/02/27

日本の味が

長期滞在していた頃は、日本の味への想いがつのりすぎて、食べたいものが巡り巡って、結局ラーメンに落ち着いてしまっていた。





滞在前半では蕎麦やうどんなどが思い浮かび、時間が経つにつれだんだん濃い味のものを求めるようになり、最終的にがっつり・こってりのラーメンに心動かされた。







年齢や滞在期間や嗜好の変化で、最近は握りがブームになっている。






魚の国から帰ってきて食べると、日本ならではの魚の味と仕事を改めて実感できる。







やはり訴えかけてくる、日本も素敵!

無事帰りました!

友人がホテルまで迎えに来てくれ、途中でパコラとマドラスコーヒーを飲みながら、軽く今後の打ち合わせをしてから空港へ。





飛行機は定時に飛び、定刻の早朝に成田着。





例によって眠る間もないあっという間のフライトだった。





成田ではやはり寒さを感じたが大丈夫そうだ。

2019/02/26

Ready!

あっという間だった19日間。





一応予定してきたことは皆出来た。





前回のことがあったのでかなり慎重な準備をしてきたが、ラッキーなことに取り越し苦労で済んだ。





昨年帰国後の外来で、主治医の先生に「風邪をひいて、インドで買った大きな抗生物質の錠剤を飲み続けたのに、効きませんでした。」と言うと、「それはきっと不純物が多いんでしょう。」と返されたので、今回は純度の高い抗生物質を処方してもらってきた。






どれくらい効くのか試してみたかったが、まさか今自分の身体を使って人体実験するのもどうかと思うので、風邪をひかないよう慎重に行動した。







おかげで人体実験も回避でき、今回は体調を崩すどころか、かなり体調が上向いた滞在になった。







感謝!

今回最後のインド飯はタミールナドゥ

夜のフライトまで食事のチャンスは1回。




いろいろ候補はあったものの、やはりここは確実なところ、好きなお店でベジミールス。





帰ってから食べたいものが沸々と湧いて出始めてきた中で、こちらで食べたかったけれど食べられなかったものとの狭間にいる。





確実に太って50kgの大台に乗った感触はある。





今年のテーマは確実に野菜になると思う。





出発直前のキートルーダはスキップしたので、前回投与から6週間以上経っているが、食生活で副作用の影響がこれ程変わったのは驚きだった。





こちらで普通に食べた野菜の量を日本でというのは、私にとっては食生活の改善というようも、どちらかと言うと食事療法に近いかもしれないが、出来るならば実現させたい。






学びと気づきはここならではの醍醐味だ。

ミッションコンプリート

今日エレキの一連のメンテを終えて、
今回のこちらでの予定を無事終えることが出来た。





フレットチューニングとタイイング、ジュワリと新しいブリッジを一つ作ってもらった。





ここRikhi Ramも最初の楽器を作ってから30年お付き合いが続いている。





2台のエレキをそれぞれ1年置きにチューニング・メンテナンスに出しているうちに、よく馴染んできた。





もともと個体差やバラつきの少ないメーカーなので、バランスさえとれれば弾き分けることは難しくない。





今バンドやセッションなどの活動が出来るのは、ここ Rikhi Ram の Ajay さんが、いつもわがままを聞いてくれるおかげだ。









さあ明日のフライトまでのつかの間を、どうやって過ごそうか?

箸で何か食べたくなったので

終盤は時間と距離と労力を考慮しながら動きを決める。





プログラムの残り僅かとなっても、ここはインドだ、何が起きるかわからない、油断は出来ない。





何を食べようか迷ったが、急に箸で何か食べたくなり中華に決定。





鶏の湖南風炒めと豆豉豆腐、それから四川焼きそばを頼もうとしたら、「湖南炒めも辛いし、四川焼きそばは超辛いから、普通の焼きそばをおすすめします。」と言われ従った。





ここは味変アイテムが揃った店で、辣油や唐辛子醤油漬け、唐辛子酢漬けなど辛変アイテムも充実、色々な味が楽しめる。







この店もかれこれ長く通っているが、コルカタにもかつてよく通ったがあった。






そこは華僑が営む老舗でチムニースープという、中華寄せ鍋が絶品だったが、惜しくも店をたたんでしまった。





その鍋が美味いのなんのって、そりゃあ 超美味いなんて言葉はとっくに超越している。





肉と魚と野菜と春雨などの具が、スープの中で旨味の塊に化けていた。





しゃぶしゃぶ鍋のような鍋で供される料理で、身体が一気に暖まるので、熱帯雨林のコルカタでは、真冬からサラスワティープージャ前にかけての、短い期間にしか暑くて食べられない。





その時期を外すと食べながら滝の汗が流れ、味とは裏腹に苦痛にさえなってしまう。






あれは忘れられない。








もう記憶の中にしか存在しない味と風景だ。

2019/02/25

デリーにて

やはりデリーは乾燥していて、まだ気温も低く過ごしやすい気候に感じる。





空港には友人が迎えに来てくれて楽をさせてもらった。





その後友人おすすめのカルナータカ料理を食べに行き、品切れのミールスに涙を飲んでドーサを食べた。






マハラジャ〇〇?ドーサ





コルカタでは見ない焼き方の生地もサンバルもどれも優しく美味しかった。








コルカタを発つ前にふと思って数えてみると、私が弟子入りした当時の師匠の年齢に、私は今春なろうとしている。






いろいろな想いが胸に去来する中、今回の滞在も残りわずか。






これから預けた楽器の様子を見に行く。

2019/02/24

あともう一仕事

デリーに着いたら最後にもう一仕事。





今回は色々なお誘いは全て断って、自分の為だけの時間を過ごした。






昨年は風邪をひいた影響で、その後味覚・嗅覚音痴が1年近くも続いてしまったので、今回はより注意深く過ごし、とても良いコンディションで滞在終盤を迎えている。






デリーへのフライトはA320 NEOで、乗る機会は少ないが静かで個人的にはかなり好きな機材だ。






快適!

いっぷく

コルカタ空港に着きデリーへのフライト待ち。





空港内のチャイは高いだけあって、量も多く素焼きのカップもしっかりしている。






何よりサフランがトッピングされて香りがゴージャス!







今度やってみよう。

美味しくいただきました

最終日の夕食はベグン・バァッタ(焼きナスのトルカリ)と、メティ・チキン(鶏のフェヌグリーク風味)だった。





今回の滞在もとても美味しい思いをしました。






何よりも僅かな滞在なのに、体調が思いの外良くなったのが驚きだった。





この調子で日々を過ごしていけたらと思う。

2019/02/23

締めは

ベンガルの魚の中で何が一番好きか?と問われれば、そりゃあやっぱりパプダ・マーチですと答える。





ナマズの仲間だが横に幅広い形ではなくて、どちらかと言えば縦に薄いフラットフィッシュのような形。





白身の淡白な味で強いて言えばぐじ(甘鯛)に近いかな?





今回グルバイに食べたいもの何かある?と聞かれて真っ先に挙げたのがこのパプダ・マーチだ。





それを最終日にもってくるグルバイの粋な計らい。







今回もどれも美味しかった。







スパイスのことちょっと解った気がする。

パンケーキ?

いつものように「朝食だよ!」と呼ばれ、「今日は何?」と訊くと、「パンケーキ!」と返ってきた。





階下に降りていきながら私には2つの選択肢が想像できた。







一つはモイダ(小麦粉)を水と玉子で溶いて、フライパンで焼いて、仕上げにシュンドロボンのワイルドハニーをかけた甘いやつ。






そしてもう一つは例の青いのが入ったいつものやつだ。





そして予想どおりいつものやつだった。




パンケーキと言う名前にちょっとざわついたが、青唐辛子・タマネギが具で、チーズがかけられていた。





そう考えるとお好み焼きもパンケーキだったんだと、妙に納得しながら朝食を食べた。

ハーブティー

今回こちらに来る前まではカフェインフリーの日々を送っていたので、出発前にハーブティーを買って持参した。






暑い国に来るというのに、身体が暖まるブレンドを飲み続けたのが正解だったのか、今紅茶は飲めるようになってきた。





お茶を楽しむなんて夏以来かもしれない。




カフェインを抜いたアールグレイのティーバッグを、来る直前までは飲んでいた、やはり不思議な飲みものだった。





持参したハーブティーは今日丁度なくなりそうだ。




来る前にもしかしたらこちらでの食生活で、副作用も緩和されるかもという期待どおり、とても楽になった。






この食生活を日本でキープ出来るかは別として、ヒントはしっかりもらえた。







帰ってすぐの外来での血液検査など今から楽しみだ。

赤目カレー

帰り支度も始まった中、ついに赤目カレーの登場!





やはりスズキに一番近い味だが、カマスのような風味も加わっているように感じる。





味付けのベースはニンニク・しょうが・タマネギ・トマトで、カレーらしいスパイスと言えばターメリックを少々ととてもシンプル。





白身の魚の滋味を味わえるように味つけされていると思う。





ここでは4〜50cmくらいの大きさが食べ頃のようだ。







やはり美味しい!

2019/02/21

料理教室

うまくタイミングが合って今日はキチュリの作り方を習った。






豆と米と野菜の雑炊のようなもので、ベジメニューなのでプージャの時によく食べられる。





豆の組み合わせ方やスパイスの組み合わせ方は、やはり沢山のバリエーションがあった。





野菜の使い方もバリエーションに加わる。






そしてやはり最後のひとサジにギィーがものを言う。





ギィーの正しい製法は詳しくわからないが、澄ましバターを作って代用している。







やはり美味しいギィーはこちらに来ないと食べられない。







かつてパティアラ・ガラナの歌手、バデ・グラム・アリ・カーンサヒブは、ツアーをする際の団体メンバーの中にギィーを運ぶ係がいたそうだ。





パティアラを出発する際に大量のギィーを持参し、もちろん料理人付きのツアー御一行で、そのギィーがある間はツアーが続いたそうだ。





彼はパティアラのデシギィー(パティアラのギィー)以外は受け付けず、ギィーがなくなったら「わしは帰る。」と言ってツアーは終わったらしい。







そのギィーちょっと食べてみたい。

モウララ・マーチ

山本リンダの曲のような名前の魚。




池に棲む小魚でこれがとても美味しい。




身の印象は沖縄のスクガラス。




食感も味もワカサギのよう。




これを素揚げにして付け合わせにしたり、カレーにしたりいろいろ楽しめるお魚。





小魚なのにワカサギ・シシャモ系の脂ののりかたに近い。




そして割と辛めに仕上げている。




これはレシピもいたってシンプルで、日本でも再現出来るかもしれない。








ふとお正月のたづくりがベンガル人の味覚に合うか試してみたくなった。

KOLKATA スイーツ天国

甘さに対して超貪欲で直向きに追求しているかのようなインドのスイーツ。





甘さの限界点を探ろうとしているのか?





最初は甘さを遥かに通り越して、最早脳に痛みを覚えるほど強烈に感じたスイーツ。






コルカタの名店のスイーツは実に洗練された、気品さえ感じられる繊細な味わい。





ベンガルスイーツではないが、なんと丁度良い甘さ加減。





コルカタだからこそ実現した甘さ加減のような気もする。






甘さを感じないというローカルもいるが、私にはこれぐらいが丁度いいんです。






鬼甘い砂糖爆弾とは次元が違うし、いろいろな工夫がよく見てとれる。








最近日本も激辛ブームも定着し、インドもしっかり貢献しているが、更に激甘ブームが来た時のことを想像すると、ちょっと身震いする。








この為に出発前に歯のチェックもしてきた。








さあ、砂糖の海に飛び込む!

2019/02/20

KOLKATA 紅茶天国

KOLKATAはダージリンのお膝元、かつてこんなクオリティのお茶が、こんな値段で手に入るのか?と驚愕した街。






5・6年ぶりにこの店に立ち寄ったが、例によってなんで頑張って大きなスーツケースで来なかったのか?と後悔した。






馴染みだった店員さんがまだ1人働いていたので、それぞれの茶葉を少しずつ出してもらい、いろいろチェックして気に入った茶葉をテイスティングさせてもらい購入。






忘れていた香りと味が一気に蘇った。





他の店で買ったお茶とは何故か全く違った風味。





ここの店に限らずダージリンの紅茶だけは、他の紅茶と異なる独特の香りと味がするのが不思議だ。





お茶に詳しい方からインドの他の産地、アッサムやニルギリの紅茶はインド原産のお茶の木で、ダージリンの紅茶は中国原産の木をイギリス人が植樹したものと聞いている。





最近この店でもウーロン茶や緑茶も作っていて、しきりに試してみるか?と聞かれたが、美味しかったら荷物的に危険なのでテイスティングしなかった。





カフェインも少しずつ摂れるようになったので、しばらくは楽しめそうだ。

Nutrela

日本では大豆ミートとも呼ばれるニウトレラ。





高タンパクでベジタリアンにとってのタンパク源。





あえて大豆ミートなどと呼ばなくてもいいと思うが。






普茶料理の豆腐と海苔のうなぎ的に思えてしまう。





そして、そんなに食べたいならば食べちゃえばいいのになどと、不謹慎なことを思ってしまう。






ニウトレラはフェイクの肉ではなくて、オリジナルな食品だと思う。





カレーにするとかまぼこのような食感に感じられる。





世話になっているグルバイの家ではかつて火曜日がベジの日だった。






それが今ではベジの日が週3日に増えた。





願い事や誓いを立てる時に、自らの食習慣をその代償として、差し出す彼らの姿勢は本当に尊敬出来る。






私は今までそんなに真摯に願い事や誓いを立てたことがない。






ただ今回週3日に増えたベジの日。






4年後にはピュアベジタリアン家族になっちゃうんじゃあないの?




と訊くとグルバイはそれは無いと笑っている。

2019/02/19

まだ来たばかりだというのに

1週間馴染みのローカルで過ごし、身体も環境に完全にセットされたが、早くも帰る支度が始まってしまった。






今日は楽器のジュワリ調整をしてもらいに、職人のBarunさんの所へ行ってきた。





調整中に彼が弾く楽器の音が、私にとって自分の楽器の音を客観的に聴く唯一の機会だ。





弾いているポジションで聴こえる音と、楽器の正面、つまりお客さんの場所とでは聴こえる音が違う。





自分でジュワリをすると、どうしても弾いているポジションでの音作りになってしまう。





特に最も多用するBajの絃のジュワリの開き加減は、彼が弾いた音で判断する。





長年の付き合いで、彼の音と私の音との違いがわかるので、自ずと判断出来るようになった。





今回はブリッジ3個といつもより少ないが、バッチリ調整してもらった。







4本の太さと材質の異なるメロディ絃のバランスが気持ち良く整った。

ゴロムモシュラ(ガラムマサラ)

晩はエッグカレーだった。




玉子はアヒルの玉子で、鶏卵よりも大きく味も濃厚。





茹でてから一度素揚げにしてカレーソースに絡める。




素揚げにした方がソースに馴染みやすくなるので一手間加える。





スパイスはガラムマサラと生姜・ニンニク・トマトだった。





初めてこちらでの生活を始めた頃から好きだったメニュー。







のちにアヒルの玉子と知るまでは鶏卵だと思っていた。








親鶏のサイズにしてはえらい大きな玉子だなと思っていた。

青唐・タマネギ・トマト

今朝のトーストは、上にマスタードオイル風味のマッシュポテトが乗せられ胡椒がよく効いていた。





オムレツにはタマネギとトマト、今日は推定1本半とちょっと少なめの青唐辛子のオムレツ。




赤と緑と黄色が綺麗。





胡椒はやはり使う前にローストして挽くと香りが全然違う。







時々全く風味の異なる胡椒に遭遇することがある。





香りが独特で、古くなってブヨブヨになったソフトボールが放ってた匂い。






体育用具小屋で熟成されたかのような独特な香り。





あの香りの胡椒は何処へ行ったら手に入るのだろうか?

2019/02/18

花粉?症?

出発前の眼科の外来の時に、「花粉症などのアレルギーはありますか?」と訊かれ、「去年はステロイドを多く摂っていたので、忘れていましたが多分あります。」と答えたら処方してくれた目薬。




「症状が出る前から使うと良いですよ。」と言われ、日本を発つ前から使ってみたが、毎回この時期はマンゴーの花盛りで、かなり激しい痒みに襲われていたのに、不思議なことに全く痒みを感じない。






最初鼻水だけが反応した時は風邪をひいたか?と勘違いする程、目の痒みは皆無だ。





無防備なところへの最初の一撃が、1シーズンのアレルギー症状を決定づけてしまうのか?






しかし実際まだアレルギーチェックをしていないので、何に反応しているのかまだ知らない。






チェックしてみたいが、結果が楽しみでもあり怖くもあり。

WIFI

4〜5年前に買って以来、毎回何らかのSIM騒動を巻き起こしてくれているWIFIルーター。





こちらに居て言語の問題で最も面倒だと思うのは、日本でも横文字を使っていながら、日本だけしか使わない名称がややこしい。





例えば車の各パーツの名前なんて全く通じないし、これもポケットWIFIと呼んでいるのは多分日本だけだと思う。





これを求めた時、「WIFI」とか「WIFI ルーター」とか言っても全く通じず、店員さんに「これはね、モデムと言うんだよ」と言われた時は悔しかった。






あと中国語の日本読みもややこしくてしょうがない。






名前さえ通じないのだから話しにもならない。









毎回変化する接続状況。






今回の印象は、・・・遅い。






デリーではサクサクしていたのに、コルカタの地元ローカルでは、夜中以外は超スロー。





これじゃあISDNだ、と言ってもここで通じるわけもない。









まあ出来るだけ窓の近くに置いてある。

赤目

赤目と聞いたら大物師は黙っちゃいないだろう。





ベンガルでベトキと呼ばれているバラマンディは、日本で高知県の四万十川の汽水に棲息しているのは有名で、巨大な魚体に成長する赤目と呼ばれる肉食魚。





ベトキの風味を例えるならばスズキだろうか?





白身の淡白な肉質で、汽水の魚なので淡水魚独特の風味とは違う。





淡水魚みたいに小骨が多くないので食べやすくもある。





日本でベンガルの魚カレーを作るなら、やはりスズキ・タイなど白身の魚。




鮭も実は白身魚なのでカレーにして美味しいし、ヤマメやイワナもベンガル料理には合う。





アジ・サバ・サワラなどは自体の味が強いのでベンガル風よりも、海辺の街のレシピの方が合うように感じている。








こちらでは魚を呼ぶ時に、名前のあとに魚(マーチ)という言葉が続けられる。。




例えばベトキ・マーチやカトゥラ・マーチといった具合だ。




なので日本で生活しているベンガル人と魚の話しをする時、彼らは「タイ・サカナ」や「ブリ・サカナ」と言うのが面白い。






やはり名前の後にサカナと続かないと座りが悪いようだ。






獲れたてのベトキは目全体が赤い。





赤目たる所以だが、その赤いサングラスのような目も、時間が経つと普通の魚と同じ白目と黒目になる。

2019/02/17

ラッシー

今朝は恒例の地元のバザールへ。





ちょっとその前にいつものラッシー。





ラッシーはヨーグルトも大事だが、やはり水加減と丁寧な攪拌、そして最後にほんの少し香りづけのローズウォーターが肝。






ヨーグルトを水で少し薄めて軽くして、攪拌棒で丁寧に攪拌すると口当たりの良い飲みくちになる。






ヨーグルトジュースとの違いは歴然。






ミキサーではこんなにフワッとした飲みごごちは得られない。

2019/02/16

カトゥラマーチ

レンズ豆のスープにグリーンパパイヤのトルカリ、そしてカトゥラという巨大なヘラブナのカレー。




ヘラ師が魚屋を通りかかってカトゥラを見かけたら、決して素通り出来ないだろう。




先ずは魚体の大きさ、大きいものは2尺はある。




そしてブリブリに太った魚体は威圧感さえ感じられる。





通常のヘラ竿では掛けても寄せることすら困難だろう。





まだカトゥラの棲んでいる環境へは行ったことがないが、一度は見てみたいと思う。





味は魚体の割に淡白で血合い以外はそれほどオイリーではない。





しかし食材のパワーは圧倒的に感じられるほど強い。





このカトゥラと鯉に近いルイという魚は、食してパワフルな魚だと思う。

大好物降臨!

ついにマトンカレーが食卓に。




マトンの料理で好きな料理は数あれど、このあっさりしたベンガルの家庭料理のマトンカレーは好みの上位に入る。





今回は短期滞在なので、毎日どんな料理が食べられるのか楽しみだ。





グルバイの奥方(ポロマ)の料理は、いわばモダンベンガル料理で、伝統の中にも新しいアイデアが生かされている。





こういう料理を家で再現しようとするが、シンプルなものほど難しいのがよくわかる。





やはり素材と味つけのタイミングが大切なんだろう。





私の知る限りベンガル料理は、インドの中で唯一引き算が感じられる料理だと思う。





毎食気になった味つけがあってポロマに訊くと、「ジレ」と一言で返されたりする。





ジレとはクミンパウダーのことで、他には少量のターメリックくらいしか使われていなかったのだ。





我々日本人のイメージするスパイスと言えば、主に肉に使われるクローブ・カルダモン・シナモン・ナツメグなどだが、それらは肉料理以外ではあまり頻繁には使われない。






もう少しスパイスについても世界を広げたいと思う。

今朝はプレーンオムレツ

今年の冬は厳しい寒さだったらしいが、もう今は日中30度を超える夏日が始まっている。




それでもこちらにしたら春。





インドで暮らすようになって、なんとなく太陰暦の暦に慣れ親しんでいくうちに、この時期のインドは年越しの滞在のような気がしている。





ベンガルのサラスワティプージャというお祭りと、日本の節分祭がなんとなくかぶっているせいもあると思う。






少なくともインドから帰って、新しいシーズンが始まるという感覚は、今もずっと持ち続けている。





今回の滞在も半ばにさしかかり毎日師匠との濃密な時間を過ごしている。

2019/02/14

驚いたことに

コルカタに来てまだ4日目だが、急速に体調が回復しているのがわかる。




1月はキートルーダをスキップしたせいもあるのか、副作用もかなり緩和され驚いている。




やはりここでは摂取する野菜の絶対量が違う。




普段タンパク質と炭水化物中心の食事に陥っていたかもしれないと反省した。




またやはり暖かいせいもあるのか、灸に対するツボの反応もとても良くなった。




安心とリラックスも大きな要因に思える。

ベンガル

お昼はダルと小エビのカレーとタングラーという小さなナマズのカレー。





この小エビ多分初めて食べたと思うけれど、カップヌードルに入っている小エビに食感も味もよく似ている。




多分よく似た種類のエビなんだと思う。




スパイスはベンガル特有の複合スパイスのパンチホロンとターメリック・ショウガ・胡椒を使っている。




エビと一緒にジャガイモと長ネギも加えられているが、こちらの長ネギはニンニクの芽に似ている。




そして小さなナマズのタングラーの独特な淡白さは、とても見た目からは想像できない。






魚食文化が盛んなベンガル地方では、ナマズ系の魚の他に鯉や鮒の仲間もよく食べられ、淡水魚の他にも汽水域で獲れるバラマンディや、海の魚もマーケットには並んでいる。




食べる家族の好みや習慣で食べる魚種が選ばれるが、ウグイの仲間のような小魚からエイまで多種多様だ。







因みに私はやはりナマズの仲間の「パプダ」という魚の、上品で淡白な味わいがとても好みなのだ。

2019/02/13

インドのオムレツ

真打ち登場!




今朝はパンとオムレツだった。




オムレツの中身はチーズと少量のタマネギ、そして推定2本分の青唐辛子。




やっぱりこのオムレツでなくてはと思うようになったのは15年目くらいかな?




オムレツなのに何故?

とあまりの辛さに半ばパニックに陥りながら食べていたオムレツが、今では大好物になっている。




やはり新鮮な青唐辛子の味と香りは何者にも替えがたい。








そういえば久しく「インドのオムレツ」を演ってなかったな・・・

夜はルーティー(チャパティ)

米どころのベンガルだが夜はルーティーを食べる家族も多い。




インドで最も親しまれている全粒粉のほぼ無発酵パン。





日本のインド料理店で多くが注文するパンと言えばナンだが、インド人の中には日本へ来て初めてナンを食べたという人も少なくない。





かつてはごく近所に粉屋さんがあり、挽きたての粉で作ったルーティーを食べた時の感激は今だに忘れられない。





それまでは挽きたての小麦粉など考えたこともなかったが、何よりも本当の贅沢とはどういうことなのか?目覚めさせられた経験になった。





ここではまだマーケットへ行けば挽きたての粉が手に入る羨ましい環境が続いている。





夕食はダルとジャックフルーツのカレー。




カレーと紹介しているが、こちらでは「トルカリ」というおかず的な意味合いのメニューになる。




トルカリはヒンディー語圏では「サブジ」になる。

2019/02/12

結局のところ

いろいろな美味しいお店はあるものの、結局のところこの家の料理が最も美味しい。




私にとって適度に感じるこの辛味は絶妙。





最初の頃はヒーハー言いながら食べていたが、今は全くもって丁度良く感じるようになった。





かなり鍛えられた感はある。






味つけはベンガルの家庭料理特有のあっさりとしたもので、具体的には使うマサラが最小限に抑えられ優しい味わいがする。





今日はこの家のベジの日で野菜のみのメニュー。






ダルにマッシュポテト状の付け合せにカッテージチーズのカレー。







一気に癒された。

里帰り

昨夜コルカタのグルバイの家に着きやっとリラックス。




もう30年近くも世話になっている家なので、気心も知れてまるで実家に帰ったような安堵感さえ感じる。





今朝はコチュリを食べた。





コチュリはジャガイモをブラッククミンベースで料理したシンプルなおかずを揚げパンでいただく。





パンの揚げ油がマスタードオイルなのがベンガルスタイル。





一気にコルカタに帰ってきた気分になった。

2019/02/11

Kolkataへ

事前の予約ミスから空港で半日過ごすことになった。




かつては珍しくなかった空港での長時間待ちを久しぶりに体験することに。





今回は仕事も持ってきていたので、腹ごしらえした後はP.C.相手にひと仕事。




さてようやく搭乗という時に預けた荷物にバッテリーが入っていると足止めにあい、空港のバックヤードを通って荷物の保管所へ行き荷物チェック。




長い待ち時間を身軽にすごそうと予定外に預けたスーツケースにバッテリーが入っていたのを忘れていた。





バッテリーは機内に持ち込むというのがインド国内線のルールだった。





あえなくバッテリーは没収されてしまった。




普段は入れない空港のバックヤードがかなり面白かったのでまあいいか?と自分を納得させようとしてはみたものの、今回の踏んだり蹴ったりはこのくらいで勘弁して欲しい。







ところで空港のフードコートのテーブルに置かれたタバスコが、ノーマルとハラペーニョの2種類がセットになっているところは、さすがインドだななどと思って眺めた。

黄色いラスマライ

30数年前から時間が止まったように感じるベンガリマーケット。




コルカタでは色付けされないミルク色のロショマライ(ラスマライ)が、ここではサフラン色に色付けされている。





コルカタ以外でラスマライを食べると、甘過ぎで降参することが多いが、ここのラスマライは程よい甘さに抑えられている。





そしてあっさりとした中にも砕いたナッツがトッピングされていて、リッチな風味が加わっているのもデリースタイルなのか?






そしてサフランの香りもエキゾチックで良い。






NATHU'S 、30年前の味が蘇った。

2019/02/10

チャイ

カフェインを絶っている。




自分としてはかなり長い間カフェインフリーの生活をしている感覚だが、実際にはまだ3〜4ヶ月しか経っていない。





最近症状が緩和されたようなので、試すようにお茶を飲んでみたりする。





様子を見ながら飲む種類と量を調整する。





しかしコーヒーはまだデカフェしか飲んでいない。






インドに居るとカフェイン過多になりがちだ。








もう30年の付き合いになるシタールメーカー Rikhi Ramで出されるチャイは美味しい。





茶葉なのか?ミルクなのか?淹れ方なのか?




じあそれぞれの加減は難しく、自分で淹れるチャイの味はなかなか決まらない。






逆にチャイの味が決まった時は、とてもリラックスし癒される。







今回こちらに居る間にチャイくらい楽しめるところまで回復したいと思う。

盗塁のご褒美

めでたく初盗塁に成功し食べたミールス。




ニューデリーで南の料理というと、立地の関係からもSARAVANA BHAVANへ行っていたが、今回その近所で気になっていたSANKALPで食べてみた。





ここの印象は今まで食べてきたミールスの中では、だんとつにソースが濃厚なこと。





豆や野菜の密度が濃いというか、マサラが濃いというか全体的に食べ応えのある料理だが、味は繊細に仕上げている。




南インドの料理と言えば、特にソースがリキッド状でシャバっとした料理が多い印象。




これはどちらかと言えばグジャラートやラジャスタンのリッチなベジに近いかもしれない。




辛さも特有の酸味も丁度良く、油もほどほどで食べやすい。







南インドにも食べに行ってみたいお店がいくつかあるのだが・・・







未踏の南インドにも行ってみたいと年々思いが募っている。

2019/02/09

今シーズン初盗塁

楽器を一丁職人に預け、昼食に向かう途中に道路の関所。





信号のない5車線一方通行を渡るのは盗塁に等しい。





今日は土曜日なので比較的車が少なかったので助かった。




それでも初盗塁なので単独盗塁は避けて、同志を見つけてグループ盗塁を試みた。




やはり今日は同志もリラックスして渡るほど車は少なく楽な初盗塁だった。




私自身も昨年より体力が回復しているのが測れた初盗塁成功。






このポイントは平日のラッシュ時ともなれば、インド同志も手をつないでカバディ状態で臨む難所。





小魚が群れを作って大きく見せて身を守るのと同じ理屈か?

Check in

今回預ける手荷物は楽器だけで、着替えなどは機内持ち込み範囲内のスーツケースに収まった。



いつも気をつけていても結局使わずに帰ってくる荷物もあったので、今回はかなりシビアに必要なものを選んだら随分減らすことが出来た。




インドはポーターも居て荷物を運ぶのは比較的楽だが、大量の荷物の管理はやはり骨がおれる。





以前は楽器の調整も楽しみながらしていたが、今はほとんど自分ですることはなくなった。





最も大切なブリッジのジュワリは、複数のブリッジを職人にまとめて調整を頼み、自分ではその交換のみと、その際フレットの調整をするだけ。




楽器職人の技は見ているだけでも楽しい。




今回もあれこれ問題点を抱えて来ているので職人技が楽しみだ。

2019/02/07

日課






副作用の緩和に鍼灸はやはり効果があった。





悩まされ続けていた胃腸の張りや違和感がぐっと緩和された。





体質などによって効き方に個人差もあると思うが、私の場合はすぐに効果が表れたことと、その大きな効き目に驚く程だった。




身体の中で滞っている流れが、スムーズに流れるような感覚を覚える。




それが血脈なのか水脈なのか気脈なのか私には分からないが、あきらかに身体の中で何かの流れ方が変わったことには気づける。





今後の効果も期待できる。











2019/02/06

眼科診療 経過

前回の眼科検査から経過観察の為再度受診。




抗がん剤による炎症は先日処方された目薬で見事に消えたので、転移かどうか疑われた患部のチェックが主な目的。




この間ステロイドを減らした時に判明した虫歯の治療を受けたり、立春前に身体のメンテナンスの日々が続いた。



当面は様子を見ながらステロイドを減らすのが目標で、出来ればステロイドフリーになるのが最終目標か?




ステロイドの減らし方にも注意が必要なことは前回知ったので、長い目で様子を見ながら減らさなければと思う。






一昨年までは歯科と整形外科以外に病院にかかったことがなく、基本的に病院とは無縁の日々を送ってきたが、今は全く正反対の日常だ。




前回の主治医の外来の時に、私が使っている薬の一回の単価を知って驚き、改めて健康保険のありがたさを感じている。




本日の診療の結果は、相変わらず炎症は続いているものの、転移と思われる症状は見られないので、点眼薬を差し続けてまた一月後に来ることになった。




今まで時に視界不良になるほどだった副作用の炎症。




乱視に輪をかけたように歪んだ視界は解消された。




長く不自由を感じていた副作用がもう一つ緩和された。

2019/02/03

副作用 味覚と嗅覚





昨年2月のインド滞在中、体調を崩した時に失った味覚と嗅覚がほぼ回復した。





結局治るのにほぼ1年かかったことになる。




長かった・・・






甘い辛いなどの基礎的な味覚は5月頃には感じられるようになったが、それまでは注意深く味の手がかりを探す日々だった。





夏頃に嗅覚が戻り始めると具体的な味の全容が見え始めてきたが、特に臭さのような特定の匂いは感じられず、味のイメージが完全には繋がらなかった。





良いと思う匂いが早くに戻ったのに比べ、悪い匂いが感じられないことを最初はラッキーだと思っていたが、食べ物が痛んでいるのか匂いで判断出来なくなったのは不自由だった。





個人的に発酵食品の中には、あきらかに賞味期限を過ぎてからの方が、食べ頃で美味しかったりするものもあると思うので、やはり嗅覚が万全でないのは不自由だ。





秋頃には臭さも感じられるようになり始め、記憶している味の感覚が感じられるようになってきた。





そして最近になってまだ完全ではないものの、やっと正常だった時の味覚・嗅覚のイメージが取り戻せた。





私と違う抗がん剤を使っている人でも、同じような症状になっている人がいるらしいので、これは抗がん剤の副作用としてありがちな症状らしい。





食感にまで影響が出る場合があるらしいので、私の場合はまだましだと言える。





それにしてもこの副作用はなんとも酷な症状で、この症状がいつまで続くのかもわからない中、微かに変化する味覚や嗅覚の感じ方を手がかりに、味の記憶を整理する日々が延々と続いてきた。







元に戻りつつある今は、普通であることの愉快さを存分に楽しめるようになってきた。