コルカタを離れる日の朝。
ショシャンコ先生の奥さんショナさんが、ペティを出してくれた。
クラスの日には毎日日替わりでおやつのバジャを出してくれたが、最終日にスイーツとは心憎いおもてなし。
私のショナルプール滞在は、こうした心遣いでただの修行生活が、ベンガル人のこころに触れる豊かなものになっている。
ペティ(お腹)はベンガル人の大好物、イルシュマーチ(魚)のお腹を模したスイーツ。
日本にも魚を模したスイーツはあるが、スライスを表現したものを私は知らない。
卵まで表現している。
そりゃあもう上品で美味。
しかしベンガル人はイルシュマーチをどんだけ好きなんだ?