2014/02/28

順調

帰りは順調に走っていて、一時間遅れでデリーに着きそう。


正直、三時間位遅れてくれた方がいろいろと都合がいいのだが・・・。

2014/02/27

コルカタを後に

デリーへ向かっている。


ここ数日マンゴーの開花で強烈に目が痒くなっていた。

今回は僅か4週間の滞在だったが、冬から春への移り変わりの中、気候的には丁度よく助けられた。


早かった。

2014/02/26

一番

今回初日にグルジーと話した時に、今まで勉強して来てどのRagが一番好きか?
と聞かれ、とっさに答えることが出来なかった。

古典十八番?のようなRagの名前や、弾いていてゾクゾクするRagやヒリヒリするRagなどの名前が、浮かんでは消えていった。

一晩考えて答えたのはJhinjhotiだった。

どのRagにもそれを練習していた時の思い出がある。

グルバイとしたプーリーでのJhinjhoti合宿もあった。


答えの理由は練習していて楽しいのだ。

ミニアチュール絵画のTodiに代表される、アニマルラーグのように、何か自然界との接点のようなものを持っているRagの一つだと思う。

Jhinjhotiを練習していると、よく昼ならば鳥達、夜なら虫達が唄ってくれる。


何か彼らにうったえるメロディなのだろうか?



そういう楽しい思い出が沢山あるRagなので、今はJhinjhotiが一番好きなRagということになった。



それならばJhinjhotiを聴かせてもらおうということになり、勉強しているものと別に練習した。


練習はやはりとても楽しかった。


グルジーにじっくり聴いていただき、多くの指摘をもらえるのは実に幸せなことだ。





それから楽器を調整に出し、今日上がるのでこれから受け取りに行く。

2014/02/25

インドでは毎日カレーを食べるのか?

コンサート後に懇親会があると必ず質問されるのが、インドへ行ったら毎日カレーを食べるのか?ということだ。

いい機会なのでそれを毎日考えながら、ここでの食事を食べてきた。

料理はグルバイ・ニルゥーの奥方ポロマさんのお母さんが腕を振るってくれた。

とてもシンプルであっさりとした味つけ、手早く出来るのが自慢のベンガル家庭料理だ。


まずここへ来て改めて思ったことは、普段の極端な野菜不足の食生活への反省だ。


それはさて置き、もし質問された方が日本の国民食カレーライスと、インドレストランの本格カレーをイメージされている場合は、ちょっと違う種類の料理を食べているかもしれない。


何故なら料理によって使うスパイスの種類が比べて非常に少なく、ルーというよりはスープのような仕上がり。

それでも外食すると少し日本に近づくように思う。


ただ私自身の感覚では間違いなく毎日カレーを食べている。


こちらでの食事での楽しみは使ったスパイスを食べて当てること。

最近勝率が上がってきたが、今日の昼食のダルで、これはムングダル!と自身を持って言ったら吹き出されてしまった。


ムシュッダルでした。

2014/02/24

迷った挙句

今日は楽器を調整してもらう為、Balonさんの工房に預けに行った。

毎回この調整が大きな目的の一つなのだが、楽器を預けてしまうとすることがない。

今回は色々頼んでいるので明後日までかかる。


きっと時間を持て余すに違いないので帰りに本屋に寄った。


普通の本屋には音楽関係の興味深いものはないので、あてもなくうろうろしていたらこれに目が止まった。


気晴らしになるだろうか?

パブダのお味

よくあるように、見た目がグロテスクに感じる魚程上品な味がする。

この魚に似た味、似た食感を思い浮かべると、多分舌平目が一番近いように思う。

姿はエイリアンだが味は上品。


この魚、酒と味醂と薄口醤油で煮てみたい。

2014/02/23

完成

煮込む

そこへ

さらにマスタードオイル約大さじ3を加える。

さらに

コリアンダーの葉を加えて煮込む。

素揚げしたパブダを

加えて煮込む。

しばらく

煮立たせる。

刻んだ

コリアンダーの葉、大きくひとつかみを投入。

ターメリックとチリパウダー

各大さじ1ずつ投入。

水5カップに

マスタードオイルを半カップ加えて熱する。

素揚げはいつもの手順

塩とターメリックを小さじ半分位ずつ魚にふりかけ、馴染ませしばらくマリネし、マスタードオイルで素揚げする。

パブダ

マーケットでひときわ異彩を放つこの魚。

最初に見た時の印象は深海鯰。

あり得ない。



ヌメっとした肌はアナゴのようで、顔は鯰。

全体的には深海魚。


しかし、このパブダはなかなかの美味なのだ。

Wifi 2

突然Wifiが繋がらなくなった。

チャージしたのは6日前だった。

今回使っているWifiは、完全従量制のプリペイドシステム。

その昔日本も完全従量制の時代があったが、今ではどの位の送受信でどの位のデータ量の計算になるのか分からない。

しかし、一ヶ月使えた4GBがたった6日で無くなった。


丁度データのやり取りや業務連絡をしている最中だったので焦った。


一昨日クラスから帰ってきたときに、家の前の路地に携帯や何かの端末を持った若い男が二人、不自然に立っていたので胸騒ぎはしていたが、気づいた時にはというやつだった。

勿論使用している時以外は電源を落としていたのに・・・。


今だにインドに学習させられる日々は続いている。

2014/02/22

Wifi

乗っ取られたか?

2014/02/21

そういえば

最近、いいおじさん二人が、手を繋いで歩く姿を見なくなった。

3月9日

そして翌日9日は高槻の Studio 73で 演奏します。

昨年は季節のラーガシリーズをしましたが、今年一回目はあえて何も決めていません。

その時の一番のものを演奏しょうと思っています。

3月8日

帰って最初のライブは名古屋です。

急遽テツヤ君もインドに来ているもようですが、二人とも元気に帰って熱い国の空気をお届けしたいと思います。

ご来場お待ちしております。

インドワイン

円が下がったのでかなり割高に感じるが、日本で買うよりは安く手に入る。

スコッチなどは日本の数倍の値段。

日本のウイスキーも凄い値段で売っている。

ビールは欧米系のものがインドでライセンス生産されている。


今回も常識的な値段のワインはひと通り飲む機会があった。


やはり普通のものよりも時間をかけて醸造した、このSULAのRASAかFOUR SEASONSのRESERVEが美味しかった。



インドのワイナリーも巡ってみたいと思っているが、行きたい所ばかり増え、そしてどこへも行けていないのが現実だ。



インドのワイナリー、興味津々。

男は辛口?

昔はタバコ屋さんで缶に入っていて、天秤ばかりで計り売りしていた。

あの頃の強烈にジャンクなチャナチュールが懐かしい。

恐ろしく辛かった記憶がある。


昨日辛口をくれと言って買ったがイマイチパンチ力に欠けるか。

味もとても洗練されている。


それはそれで魅力がある。


チャナチュール好きにとってはたまらない環境に今住んでいる。

2014/02/20

ペペ アルゥ ディエ マチュルジョル

塩とターメリックでマリネした魚500グラムを素揚げし、鍋に加え軽く煮込んだら完成。


青いパパイヤとじゃがいもの魚カレー。



魚はカトゥラを使用。

パパイヤとじゃがいもは共に一個ずつ。


クミンベースの味でした。

小さじ1.5と生唐辛子をいれ馴染ませたら水約2カップを入れ15分ほど煮込む。

先に炒めた

パパイヤとじゃがいもを戻しよくなじませる。

クミンパウダー

小さじ2、黒胡椒小さじ半分を加えよく香りを立たせたら水、半カップを加える。

すりおろした生姜

大きな梅干しサイズ、ターメリック小さじ1を入れよく炒める。

マスタードオイルを

熱してクミン小さじ1と鷹の爪を入れる。

青いパパイヤとじゃがいも

くし切りにしてマスタードオイルで軽く炒める。

願えば

昨日クラスへ行く道すがら、ちょっと小腹が空いたので、ロァジョンの店でエッグパコラでも買って、食べながら行こうと思って家を出た。

しかしロァジョンの店は相当な人だかりでとても買えそうにもなく諦めた。


そしてクラスの小休止のお茶の時に、ショシャンコ先生の奥方のショナさんが、ロァジョンのエッグパコラを出してくれた。

それも2個!


!!!!!!!!!

この位びっくりして、興奮しながら説明したのは言うまでもない。

そしてその勢いでChandni Kedarに突入。


しかし、このようなことが続いているので少し怖い。

2014/02/19

最後に

カルダモン1個、クローブ1個、シナモン小さめ1個、ガラムマサラパウダー小さじ1を加え、ギー小さじ1を加えてなじんだら完成!

ダルとじゃがいものトルカリとエビ牛乳カレーが今日の昼食。

そして

ひたひたより若干少なめの牛乳を加え、よくかき混ぜふたをして15分~20分煮込む。

更に

トマト小1個を入れ炒める。

そこへ

ターメリック小さじ約1、チリパウダー大さじ1.5、砂糖大さじ1、塩小さじ1強を加えさらに炒める。

チリの量は加減しないと辛いよ。

次に

タマネギが油になじんだら、小口切りのじゃがいも大1個、処理した有頭エビ500グラムを加え炒める。

先ず

大さじ2強のマスタードオイルを熱し、タマネギを炒める。
日本のタマネギならば、大1個半位か?
すりおろした生姜大きな梅干し位、すりおろしたニンニク小さな梅干し位を加える。

また文字化けだ

エビカレーのレシピの詳細をアップしたがまたもや文字化け。


萎えた

新しいレシピ

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2014/02/18

雑用

今回の滞在期間でクラスがないのは今日だけなので、午後は雑用をこなした。

絃の特注ではかなり無理な注文をつけたので、どこまで仕上がってくるか楽しみだ。

色々融通がきくのもインドならではだが、その結果のバラつきの幅の大きさもまたインドならでは。

さて今回はどちらによろめくでしょうか?






今日のコルラン君との練習は午前と夜の二本立て。



行き帰りのメトロが空いていたので助かった。

確かな口コミ

コルカタで一番のレストランはと尋ねるとたいていアミニアと返事が返ってくる。

特に年配の人ほどその傾向が強い。

アミニアかシラーズは甲乙つけがたい、という人もいる。

インド料理にも流派があり、肉を食べるならばカバブ発祥のラクノウか、タンドゥリーチキン発祥のパンジャブか?

コルカタではムガール料理の流れを汲むラクノウ流派の店の方が多数で、アミニアとシラーズはその双璧と言える。


どこでもタンドゥリーチキンやカバブを食べられるし、きっと隠れた名店も存在すると思うが、やはり伝統の店は横綱相撲をとっている感じだ。


ちょっと太ったかも知れない?と気になり始めたので、アミニアのスペシャルビリヤニはお預け。

レザラとカバブをルーマリルーティーで食べた。



洗練されている。

2014/02/17

タブラ

今日は一日穏やかな陽気だった。

毎朝練習に来るコルラン君は、ここに置いてあるタブラでは駄目なようで、今朝はタブラ持参でやってきた。

置いてあるタブラは長時間の練習では大音量だと疲れるので、特別鳴らないように作ってあるのが不満だったらしい。


持参してきたタブラはショナルプールの店のもの。

修理跡はあるが実にいい鳴り方をする。

噂は聞いていたがなかなかのメーカーなようだ。


最近のタブラは以前より半インチ位口径が大きくなっているようだ。

2014/02/16

揚げもの

おやつは揚げものだった。

ナスとマッシュしたポテト。

ロァジョンのお店は美人女将が豪快にチョウメンやロールの鉄板技を見せてくれるのに対し、ロァジョンはただ黙々と油と対峙している。

彼の手には常にベスンの天ぷら衣がまとわりついている。

揚げもの職人。

いつも揚げるそばから売れていく。



ローカルは皆いぶし銀を知っている。

歯を磨こう

いつもビスケットをあげているので、今週から併せてデンタルスティックを。

私が食べているチャナチュールよりかなり高いので、心してよく磨くように。




今日は一日雨降りで、いいMalhar日和。

ちょうど今朝はクラスだったので、Sudh MalharやDhuliya Malharをおさらいしてクリアになった。


最近やっとまともな質問が出来るようになってきたかも知れない。

悶絶チリチキン

昨夜はグルバイの親友が近く結婚するということで、友達が集まりパーティーをした。


声がかかったので軽くご相伴。



つまみはチリチキン。



実はこのインド中華、インドへ来たら必ず食べたいメニューの一つで既に一度食べている。



レストランでは辛さを抑えているが、ローカルの食堂ではそういうわけにもいかない。



昨日グルバイが調達してきたチリチキンは、ショナルプール駅近くの食堂のもの。


これがなかなかのドッスンパンチ。



辛かった。


チリという名前なので当然と言えば当然なのだが、これでもか?というお味。



やるな。




しかし、辛い旨い、辛い旨いで、誰か止めてくれ〜状態に。






久しぶりに悶絶した。

明け方にドラマ

数日雨の気配を感じていたがやはり降った。

雨が涼しい空気を運び、過ごしやすい朝を迎えた。


夜中だったので雨が降りだす時のドラマは見られなかった。



風が騒ぎ鳥たちがざわめき、そして水面が叫び始める。



いくつかのMalharは、こうした心がザワザワとするムードを持っている。



今朝は魚達のライズも活発だ。



それを平然と眺めていられるのも不思議と言えば不思議だ。

2014/02/15

水草移動

一時はどうなるかと思う程暑くなったが、ちょっと小休止か?

今日はにわかに北風が吹いたので、ドラマが見られるか?と期待した。

相変わらずKalyanの深い海を漂っていて、今勉強しているのはChayanat。

今日は満月なので日程も折り返し。

雨は見られるのか?

さらっておきたいMalharがある。


そんなに都合よく・・・。



昨日はベジを堪能したので無性に肉が食べたいと思っていたら、昼食はマトンだった。


まずは思うことから。



水草かま移動した。

2014/02/14

老舗

エスプラネードのクリシュナ・ヴィラスで昼食。

コルカタはこれでしょ、という南インドのミールスを食べられるお店。

以前はインドへ来る飛行機を予約すると、よくここで食べる夢を見た。

"87年から食べにきているので古い客の方だが、創業80年を超える老舗なのでまだまだか?



相変わらずサンバルもラッサムも旨すぎる。

新しい店の噂も聞くがやはりここへ来てしまう。


帰りがけに階段で店主に声をかけられ長い話になってしまった。



たまにはベジたべる!

以心伝心

そう言えばあそこのチキンロール食べたいな、などと考えながら練習している時がある。

ドアがノックされて開けてみると、グルバイのニルーがそれを持って立っていた。



読まれたか?





ここでの生活は、9時に朝食、1時に昼食、7時頃おやつ、10時に夕食。

何故か眠る直前に夕食なので太りがちになる。

日本で不規則極まりないのと正反対だ。




最近のチキンロールはピーマンがいい仕事をしている。

ピーマンは以前は無かった。

生唐辛子の香りと辛味を引き立たせるので、すぐに市民権を得た。




しかしロァジョンの店は会話にもあがっていなかったのに不思議だ。

2014/02/13

カトゥラ マチュルジョル

カトゥラは超肥満化したヘラブナのような魚。
とても愛嬌のある顔をしている。

肉厚の身だがルイよりは淡白に感じる。


切り身をマスタードオイルで素揚げし、その油にチリパウダー、ターメリック、塩、トマトを入れて炒め、魚を戻して完成。


日本で塩と胡椒と一味を基本調味料と考えるならば、カレー用スパイスはターメリックだけだ。

シンブルかつ美味しい。


はたしてこれはカレーなのだろうか?

インドへ行ったら毎日カレーですか?
と聞かれ、
そうです。
と言っていいのだろうか?



今回のインド滞在も中盤。

駅や空港のスタンドで食べられるカレーライスが恋しくなりつつある。



カレーかよ