2019/02/27
2019/02/26
Ready!
あっという間だった19日間。
一応予定してきたことは皆出来た。
前回のことがあったのでかなり慎重な準備をしてきたが、ラッキーなことに取り越し苦労で済んだ。
昨年帰国後の外来で、主治医の先生に「風邪をひいて、インドで買った大きな抗生物質の錠剤を飲み続けたのに、効きませんでした。」と言うと、「それはきっと不純物が多いんでしょう。」と返されたので、今回は純度の高い抗生物質を処方してもらってきた。
どれくらい効くのか試してみたかったが、まさか今自分の身体を使って人体実験するのもどうかと思うので、風邪をひかないよう慎重に行動した。
おかげで人体実験も回避でき、今回は体調を崩すどころか、かなり体調が上向いた滞在になった。
感謝!
一応予定してきたことは皆出来た。
前回のことがあったのでかなり慎重な準備をしてきたが、ラッキーなことに取り越し苦労で済んだ。
昨年帰国後の外来で、主治医の先生に「風邪をひいて、インドで買った大きな抗生物質の錠剤を飲み続けたのに、効きませんでした。」と言うと、「それはきっと不純物が多いんでしょう。」と返されたので、今回は純度の高い抗生物質を処方してもらってきた。
どれくらい効くのか試してみたかったが、まさか今自分の身体を使って人体実験するのもどうかと思うので、風邪をひかないよう慎重に行動した。
おかげで人体実験も回避でき、今回は体調を崩すどころか、かなり体調が上向いた滞在になった。
感謝!
今回最後のインド飯はタミールナドゥ
夜のフライトまで食事のチャンスは1回。
いろいろ候補はあったものの、やはりここは確実なところ、好きなお店でベジミールス。
帰ってから食べたいものが沸々と湧いて出始めてきた中で、こちらで食べたかったけれど食べられなかったものとの狭間にいる。
確実に太って50kgの大台に乗った感触はある。
今年のテーマは確実に野菜になると思う。
出発直前のキートルーダはスキップしたので、前回投与から6週間以上経っているが、食生活で副作用の影響がこれ程変わったのは驚きだった。
こちらで普通に食べた野菜の量を日本でというのは、私にとっては食生活の改善というようも、どちらかと言うと食事療法に近いかもしれないが、出来るならば実現させたい。
学びと気づきはここならではの醍醐味だ。
いろいろ候補はあったものの、やはりここは確実なところ、好きなお店でベジミールス。
帰ってから食べたいものが沸々と湧いて出始めてきた中で、こちらで食べたかったけれど食べられなかったものとの狭間にいる。
確実に太って50kgの大台に乗った感触はある。
今年のテーマは確実に野菜になると思う。
出発直前のキートルーダはスキップしたので、前回投与から6週間以上経っているが、食生活で副作用の影響がこれ程変わったのは驚きだった。
こちらで普通に食べた野菜の量を日本でというのは、私にとっては食生活の改善というようも、どちらかと言うと食事療法に近いかもしれないが、出来るならば実現させたい。
学びと気づきはここならではの醍醐味だ。
ミッションコンプリート
今日エレキの一連のメンテを終えて、
今回のこちらでの予定を無事終えることが出来た。
フレットチューニングとタイイング、ジュワリと新しいブリッジを一つ作ってもらった。
ここRikhi Ramも最初の楽器を作ってから30年お付き合いが続いている。
2台のエレキをそれぞれ1年置きにチューニング・メンテナンスに出しているうちに、よく馴染んできた。
もともと個体差やバラつきの少ないメーカーなので、バランスさえとれれば弾き分けることは難しくない。
今バンドやセッションなどの活動が出来るのは、ここ Rikhi Ram の Ajay さんが、いつもわがままを聞いてくれるおかげだ。
さあ明日のフライトまでのつかの間を、どうやって過ごそうか?
今回のこちらでの予定を無事終えることが出来た。
フレットチューニングとタイイング、ジュワリと新しいブリッジを一つ作ってもらった。
ここRikhi Ramも最初の楽器を作ってから30年お付き合いが続いている。
2台のエレキをそれぞれ1年置きにチューニング・メンテナンスに出しているうちに、よく馴染んできた。
もともと個体差やバラつきの少ないメーカーなので、バランスさえとれれば弾き分けることは難しくない。
今バンドやセッションなどの活動が出来るのは、ここ Rikhi Ram の Ajay さんが、いつもわがままを聞いてくれるおかげだ。
さあ明日のフライトまでのつかの間を、どうやって過ごそうか?
箸で何か食べたくなったので
終盤は時間と距離と労力を考慮しながら動きを決める。
プログラムの残り僅かとなっても、ここはインドだ、何が起きるかわからない、油断は出来ない。
何を食べようか迷ったが、急に箸で何か食べたくなり中華に決定。
鶏の湖南風炒めと豆豉豆腐、それから四川焼きそばを頼もうとしたら、「湖南炒めも辛いし、四川焼きそばは超辛いから、普通の焼きそばをおすすめします。」と言われ従った。
ここは味変アイテムが揃った店で、辣油や唐辛子醤油漬け、唐辛子酢漬けなど辛変アイテムも充実、色々な味が楽しめる。
この店もかれこれ長く通っているが、コルカタにもかつてよく通ったがあった。
そこは華僑が営む老舗でチムニースープという、中華寄せ鍋が絶品だったが、惜しくも店をたたんでしまった。
その鍋が美味いのなんのって、そりゃあ 超美味いなんて言葉はとっくに超越している。
肉と魚と野菜と春雨などの具が、スープの中で旨味の塊に化けていた。
しゃぶしゃぶ鍋のような鍋で供される料理で、身体が一気に暖まるので、熱帯雨林のコルカタでは、真冬からサラスワティープージャ前にかけての、短い期間にしか暑くて食べられない。
その時期を外すと食べながら滝の汗が流れ、味とは裏腹に苦痛にさえなってしまう。
あれは忘れられない。
もう記憶の中にしか存在しない味と風景だ。
プログラムの残り僅かとなっても、ここはインドだ、何が起きるかわからない、油断は出来ない。
何を食べようか迷ったが、急に箸で何か食べたくなり中華に決定。
鶏の湖南風炒めと豆豉豆腐、それから四川焼きそばを頼もうとしたら、「湖南炒めも辛いし、四川焼きそばは超辛いから、普通の焼きそばをおすすめします。」と言われ従った。
ここは味変アイテムが揃った店で、辣油や唐辛子醤油漬け、唐辛子酢漬けなど辛変アイテムも充実、色々な味が楽しめる。
この店もかれこれ長く通っているが、コルカタにもかつてよく通ったがあった。
そこは華僑が営む老舗でチムニースープという、中華寄せ鍋が絶品だったが、惜しくも店をたたんでしまった。
その鍋が美味いのなんのって、そりゃあ 超美味いなんて言葉はとっくに超越している。
肉と魚と野菜と春雨などの具が、スープの中で旨味の塊に化けていた。
しゃぶしゃぶ鍋のような鍋で供される料理で、身体が一気に暖まるので、熱帯雨林のコルカタでは、真冬からサラスワティープージャ前にかけての、短い期間にしか暑くて食べられない。
その時期を外すと食べながら滝の汗が流れ、味とは裏腹に苦痛にさえなってしまう。
あれは忘れられない。
もう記憶の中にしか存在しない味と風景だ。
2019/02/25
2019/02/24
2019/02/23
ハーブティー
今回こちらに来る前まではカフェインフリーの日々を送っていたので、出発前にハーブティーを買って持参した。
暑い国に来るというのに、身体が暖まるブレンドを飲み続けたのが正解だったのか、今紅茶は飲めるようになってきた。
お茶を楽しむなんて夏以来かもしれない。
カフェインを抜いたアールグレイのティーバッグを、来る直前までは飲んでいた、やはり不思議な飲みものだった。
持参したハーブティーは今日丁度なくなりそうだ。
来る前にもしかしたらこちらでの食生活で、副作用も緩和されるかもという期待どおり、とても楽になった。
この食生活を日本でキープ出来るかは別として、ヒントはしっかりもらえた。
帰ってすぐの外来での血液検査など今から楽しみだ。
暑い国に来るというのに、身体が暖まるブレンドを飲み続けたのが正解だったのか、今紅茶は飲めるようになってきた。
お茶を楽しむなんて夏以来かもしれない。
カフェインを抜いたアールグレイのティーバッグを、来る直前までは飲んでいた、やはり不思議な飲みものだった。
持参したハーブティーは今日丁度なくなりそうだ。
来る前にもしかしたらこちらでの食生活で、副作用も緩和されるかもという期待どおり、とても楽になった。
この食生活を日本でキープ出来るかは別として、ヒントはしっかりもらえた。
帰ってすぐの外来での血液検査など今から楽しみだ。
2019/02/21
料理教室
うまくタイミングが合って今日はキチュリの作り方を習った。
豆と米と野菜の雑炊のようなもので、ベジメニューなのでプージャの時によく食べられる。
豆の組み合わせ方やスパイスの組み合わせ方は、やはり沢山のバリエーションがあった。
野菜の使い方もバリエーションに加わる。
そしてやはり最後のひとサジにギィーがものを言う。
ギィーの正しい製法は詳しくわからないが、澄ましバターを作って代用している。
やはり美味しいギィーはこちらに来ないと食べられない。
かつてパティアラ・ガラナの歌手、バデ・グラム・アリ・カーンサヒブは、ツアーをする際の団体メンバーの中にギィーを運ぶ係がいたそうだ。
パティアラを出発する際に大量のギィーを持参し、もちろん料理人付きのツアー御一行で、そのギィーがある間はツアーが続いたそうだ。
彼はパティアラのデシギィー(パティアラのギィー)以外は受け付けず、ギィーがなくなったら「わしは帰る。」と言ってツアーは終わったらしい。
そのギィーちょっと食べてみたい。
豆と米と野菜の雑炊のようなもので、ベジメニューなのでプージャの時によく食べられる。
豆の組み合わせ方やスパイスの組み合わせ方は、やはり沢山のバリエーションがあった。
野菜の使い方もバリエーションに加わる。
そしてやはり最後のひとサジにギィーがものを言う。
ギィーの正しい製法は詳しくわからないが、澄ましバターを作って代用している。
やはり美味しいギィーはこちらに来ないと食べられない。
かつてパティアラ・ガラナの歌手、バデ・グラム・アリ・カーンサヒブは、ツアーをする際の団体メンバーの中にギィーを運ぶ係がいたそうだ。
パティアラを出発する際に大量のギィーを持参し、もちろん料理人付きのツアー御一行で、そのギィーがある間はツアーが続いたそうだ。
彼はパティアラのデシギィー(パティアラのギィー)以外は受け付けず、ギィーがなくなったら「わしは帰る。」と言ってツアーは終わったらしい。
そのギィーちょっと食べてみたい。
KOLKATA スイーツ天国
甘さに対して超貪欲で直向きに追求しているかのようなインドのスイーツ。
甘さの限界点を探ろうとしているのか?
最初は甘さを遥かに通り越して、最早脳に痛みを覚えるほど強烈に感じたスイーツ。
コルカタの名店のスイーツは実に洗練された、気品さえ感じられる繊細な味わい。
ベンガルスイーツではないが、なんと丁度良い甘さ加減。
コルカタだからこそ実現した甘さ加減のような気もする。
甘さを感じないというローカルもいるが、私にはこれぐらいが丁度いいんです。
鬼甘い砂糖爆弾とは次元が違うし、いろいろな工夫がよく見てとれる。
最近日本も激辛ブームも定着し、インドもしっかり貢献しているが、更に激甘ブームが来た時のことを想像すると、ちょっと身震いする。
この為に出発前に歯のチェックもしてきた。
さあ、砂糖の海に飛び込む!
甘さの限界点を探ろうとしているのか?
最初は甘さを遥かに通り越して、最早脳に痛みを覚えるほど強烈に感じたスイーツ。
コルカタの名店のスイーツは実に洗練された、気品さえ感じられる繊細な味わい。
ベンガルスイーツではないが、なんと丁度良い甘さ加減。
コルカタだからこそ実現した甘さ加減のような気もする。
甘さを感じないというローカルもいるが、私にはこれぐらいが丁度いいんです。
鬼甘い砂糖爆弾とは次元が違うし、いろいろな工夫がよく見てとれる。
最近日本も激辛ブームも定着し、インドもしっかり貢献しているが、更に激甘ブームが来た時のことを想像すると、ちょっと身震いする。
この為に出発前に歯のチェックもしてきた。
さあ、砂糖の海に飛び込む!
2019/02/20
KOLKATA 紅茶天国
KOLKATAはダージリンのお膝元、かつてこんなクオリティのお茶が、こんな値段で手に入るのか?と驚愕した街。
5・6年ぶりにこの店に立ち寄ったが、例によってなんで頑張って大きなスーツケースで来なかったのか?と後悔した。
馴染みだった店員さんがまだ1人働いていたので、それぞれの茶葉を少しずつ出してもらい、いろいろチェックして気に入った茶葉をテイスティングさせてもらい購入。
忘れていた香りと味が一気に蘇った。
他の店で買ったお茶とは何故か全く違った風味。
ここの店に限らずダージリンの紅茶だけは、他の紅茶と異なる独特の香りと味がするのが不思議だ。
お茶に詳しい方からインドの他の産地、アッサムやニルギリの紅茶はインド原産のお茶の木で、ダージリンの紅茶は中国原産の木をイギリス人が植樹したものと聞いている。
最近この店でもウーロン茶や緑茶も作っていて、しきりに試してみるか?と聞かれたが、美味しかったら荷物的に危険なのでテイスティングしなかった。
カフェインも少しずつ摂れるようになったので、しばらくは楽しめそうだ。
5・6年ぶりにこの店に立ち寄ったが、例によってなんで頑張って大きなスーツケースで来なかったのか?と後悔した。
馴染みだった店員さんがまだ1人働いていたので、それぞれの茶葉を少しずつ出してもらい、いろいろチェックして気に入った茶葉をテイスティングさせてもらい購入。
忘れていた香りと味が一気に蘇った。
他の店で買ったお茶とは何故か全く違った風味。
ここの店に限らずダージリンの紅茶だけは、他の紅茶と異なる独特の香りと味がするのが不思議だ。
お茶に詳しい方からインドの他の産地、アッサムやニルギリの紅茶はインド原産のお茶の木で、ダージリンの紅茶は中国原産の木をイギリス人が植樹したものと聞いている。
最近この店でもウーロン茶や緑茶も作っていて、しきりに試してみるか?と聞かれたが、美味しかったら荷物的に危険なのでテイスティングしなかった。
カフェインも少しずつ摂れるようになったので、しばらくは楽しめそうだ。
Nutrela
日本では大豆ミートとも呼ばれるニウトレラ。
高タンパクでベジタリアンにとってのタンパク源。
あえて大豆ミートなどと呼ばなくてもいいと思うが。
普茶料理の豆腐と海苔のうなぎ的に思えてしまう。
そして、そんなに食べたいならば食べちゃえばいいのになどと、不謹慎なことを思ってしまう。
ニウトレラはフェイクの肉ではなくて、オリジナルな食品だと思う。
カレーにするとかまぼこのような食感に感じられる。
世話になっているグルバイの家ではかつて火曜日がベジの日だった。
それが今ではベジの日が週3日に増えた。
願い事や誓いを立てる時に、自らの食習慣をその代償として、差し出す彼らの姿勢は本当に尊敬出来る。
私は今までそんなに真摯に願い事や誓いを立てたことがない。
ただ今回週3日に増えたベジの日。
4年後にはピュアベジタリアン家族になっちゃうんじゃあないの?
と訊くとグルバイはそれは無いと笑っている。
高タンパクでベジタリアンにとってのタンパク源。
あえて大豆ミートなどと呼ばなくてもいいと思うが。
普茶料理の豆腐と海苔のうなぎ的に思えてしまう。
そして、そんなに食べたいならば食べちゃえばいいのになどと、不謹慎なことを思ってしまう。
ニウトレラはフェイクの肉ではなくて、オリジナルな食品だと思う。
カレーにするとかまぼこのような食感に感じられる。
世話になっているグルバイの家ではかつて火曜日がベジの日だった。
それが今ではベジの日が週3日に増えた。
願い事や誓いを立てる時に、自らの食習慣をその代償として、差し出す彼らの姿勢は本当に尊敬出来る。
私は今までそんなに真摯に願い事や誓いを立てたことがない。
ただ今回週3日に増えたベジの日。
4年後にはピュアベジタリアン家族になっちゃうんじゃあないの?
と訊くとグルバイはそれは無いと笑っている。
2019/02/19
まだ来たばかりだというのに
1週間馴染みのローカルで過ごし、身体も環境に完全にセットされたが、早くも帰る支度が始まってしまった。
今日は楽器のジュワリ調整をしてもらいに、職人のBarunさんの所へ行ってきた。
調整中に彼が弾く楽器の音が、私にとって自分の楽器の音を客観的に聴く唯一の機会だ。
弾いているポジションで聴こえる音と、楽器の正面、つまりお客さんの場所とでは聴こえる音が違う。
自分でジュワリをすると、どうしても弾いているポジションでの音作りになってしまう。
特に最も多用するBajの絃のジュワリの開き加減は、彼が弾いた音で判断する。
長年の付き合いで、彼の音と私の音との違いがわかるので、自ずと判断出来るようになった。
今回はブリッジ3個といつもより少ないが、バッチリ調整してもらった。
4本の太さと材質の異なるメロディ絃のバランスが気持ち良く整った。
今日は楽器のジュワリ調整をしてもらいに、職人のBarunさんの所へ行ってきた。
調整中に彼が弾く楽器の音が、私にとって自分の楽器の音を客観的に聴く唯一の機会だ。
弾いているポジションで聴こえる音と、楽器の正面、つまりお客さんの場所とでは聴こえる音が違う。
自分でジュワリをすると、どうしても弾いているポジションでの音作りになってしまう。
特に最も多用するBajの絃のジュワリの開き加減は、彼が弾いた音で判断する。
長年の付き合いで、彼の音と私の音との違いがわかるので、自ずと判断出来るようになった。
今回はブリッジ3個といつもより少ないが、バッチリ調整してもらった。
4本の太さと材質の異なるメロディ絃のバランスが気持ち良く整った。
2019/02/18
花粉?症?
出発前の眼科の外来の時に、「花粉症などのアレルギーはありますか?」と訊かれ、「去年はステロイドを多く摂っていたので、忘れていましたが多分あります。」と答えたら処方してくれた目薬。
「症状が出る前から使うと良いですよ。」と言われ、日本を発つ前から使ってみたが、毎回この時期はマンゴーの花盛りで、かなり激しい痒みに襲われていたのに、不思議なことに全く痒みを感じない。
最初鼻水だけが反応した時は風邪をひいたか?と勘違いする程、目の痒みは皆無だ。
無防備なところへの最初の一撃が、1シーズンのアレルギー症状を決定づけてしまうのか?
しかし実際まだアレルギーチェックをしていないので、何に反応しているのかまだ知らない。
チェックしてみたいが、結果が楽しみでもあり怖くもあり。
「症状が出る前から使うと良いですよ。」と言われ、日本を発つ前から使ってみたが、毎回この時期はマンゴーの花盛りで、かなり激しい痒みに襲われていたのに、不思議なことに全く痒みを感じない。
最初鼻水だけが反応した時は風邪をひいたか?と勘違いする程、目の痒みは皆無だ。
無防備なところへの最初の一撃が、1シーズンのアレルギー症状を決定づけてしまうのか?
しかし実際まだアレルギーチェックをしていないので、何に反応しているのかまだ知らない。
チェックしてみたいが、結果が楽しみでもあり怖くもあり。
WIFI
4〜5年前に買って以来、毎回何らかのSIM騒動を巻き起こしてくれているWIFIルーター。
こちらに居て言語の問題で最も面倒だと思うのは、日本でも横文字を使っていながら、日本だけしか使わない名称がややこしい。
例えば車の各パーツの名前なんて全く通じないし、これもポケットWIFIと呼んでいるのは多分日本だけだと思う。
これを求めた時、「WIFI」とか「WIFI ルーター」とか言っても全く通じず、店員さんに「これはね、モデムと言うんだよ」と言われた時は悔しかった。
あと中国語の日本読みもややこしくてしょうがない。
名前さえ通じないのだから話しにもならない。
毎回変化する接続状況。
今回の印象は、・・・遅い。
デリーではサクサクしていたのに、コルカタの地元ローカルでは、夜中以外は超スロー。
これじゃあISDNだ、と言ってもここで通じるわけもない。
まあ出来るだけ窓の近くに置いてある。
こちらに居て言語の問題で最も面倒だと思うのは、日本でも横文字を使っていながら、日本だけしか使わない名称がややこしい。
例えば車の各パーツの名前なんて全く通じないし、これもポケットWIFIと呼んでいるのは多分日本だけだと思う。
これを求めた時、「WIFI」とか「WIFI ルーター」とか言っても全く通じず、店員さんに「これはね、モデムと言うんだよ」と言われた時は悔しかった。
あと中国語の日本読みもややこしくてしょうがない。
名前さえ通じないのだから話しにもならない。
毎回変化する接続状況。
今回の印象は、・・・遅い。
デリーではサクサクしていたのに、コルカタの地元ローカルでは、夜中以外は超スロー。
これじゃあISDNだ、と言ってもここで通じるわけもない。
まあ出来るだけ窓の近くに置いてある。
赤目
赤目と聞いたら大物師は黙っちゃいないだろう。
ベンガルでベトキと呼ばれているバラマンディは、日本で高知県の四万十川の汽水に棲息しているのは有名で、巨大な魚体に成長する赤目と呼ばれる肉食魚。
ベトキの風味を例えるならばスズキだろうか?
白身の淡白な肉質で、汽水の魚なので淡水魚独特の風味とは違う。
淡水魚みたいに小骨が多くないので食べやすくもある。
日本でベンガルの魚カレーを作るなら、やはりスズキ・タイなど白身の魚。
鮭も実は白身魚なのでカレーにして美味しいし、ヤマメやイワナもベンガル料理には合う。
アジ・サバ・サワラなどは自体の味が強いのでベンガル風よりも、海辺の街のレシピの方が合うように感じている。
こちらでは魚を呼ぶ時に、名前のあとに魚(マーチ)という言葉が続けられる。。
例えばベトキ・マーチやカトゥラ・マーチといった具合だ。
なので日本で生活しているベンガル人と魚の話しをする時、彼らは「タイ・サカナ」や「ブリ・サカナ」と言うのが面白い。
やはり名前の後にサカナと続かないと座りが悪いようだ。
獲れたてのベトキは目全体が赤い。
赤目たる所以だが、その赤いサングラスのような目も、時間が経つと普通の魚と同じ白目と黒目になる。
ベンガルでベトキと呼ばれているバラマンディは、日本で高知県の四万十川の汽水に棲息しているのは有名で、巨大な魚体に成長する赤目と呼ばれる肉食魚。
ベトキの風味を例えるならばスズキだろうか?
白身の淡白な肉質で、汽水の魚なので淡水魚独特の風味とは違う。
淡水魚みたいに小骨が多くないので食べやすくもある。
日本でベンガルの魚カレーを作るなら、やはりスズキ・タイなど白身の魚。
鮭も実は白身魚なのでカレーにして美味しいし、ヤマメやイワナもベンガル料理には合う。
アジ・サバ・サワラなどは自体の味が強いのでベンガル風よりも、海辺の街のレシピの方が合うように感じている。
こちらでは魚を呼ぶ時に、名前のあとに魚(マーチ)という言葉が続けられる。。
例えばベトキ・マーチやカトゥラ・マーチといった具合だ。
なので日本で生活しているベンガル人と魚の話しをする時、彼らは「タイ・サカナ」や「ブリ・サカナ」と言うのが面白い。
やはり名前の後にサカナと続かないと座りが悪いようだ。
獲れたてのベトキは目全体が赤い。
赤目たる所以だが、その赤いサングラスのような目も、時間が経つと普通の魚と同じ白目と黒目になる。
2019/02/17
2019/02/16
大好物降臨!
ついにマトンカレーが食卓に。
マトンの料理で好きな料理は数あれど、このあっさりしたベンガルの家庭料理のマトンカレーは好みの上位に入る。
今回は短期滞在なので、毎日どんな料理が食べられるのか楽しみだ。
グルバイの奥方(ポロマ)の料理は、いわばモダンベンガル料理で、伝統の中にも新しいアイデアが生かされている。
こういう料理を家で再現しようとするが、シンプルなものほど難しいのがよくわかる。
やはり素材と味つけのタイミングが大切なんだろう。
私の知る限りベンガル料理は、インドの中で唯一引き算が感じられる料理だと思う。
毎食気になった味つけがあってポロマに訊くと、「ジレ」と一言で返されたりする。
ジレとはクミンパウダーのことで、他には少量のターメリックくらいしか使われていなかったのだ。
我々日本人のイメージするスパイスと言えば、主に肉に使われるクローブ・カルダモン・シナモン・ナツメグなどだが、それらは肉料理以外ではあまり頻繁には使われない。
もう少しスパイスについても世界を広げたいと思う。
マトンの料理で好きな料理は数あれど、このあっさりしたベンガルの家庭料理のマトンカレーは好みの上位に入る。
今回は短期滞在なので、毎日どんな料理が食べられるのか楽しみだ。
グルバイの奥方(ポロマ)の料理は、いわばモダンベンガル料理で、伝統の中にも新しいアイデアが生かされている。
こういう料理を家で再現しようとするが、シンプルなものほど難しいのがよくわかる。
やはり素材と味つけのタイミングが大切なんだろう。
私の知る限りベンガル料理は、インドの中で唯一引き算が感じられる料理だと思う。
毎食気になった味つけがあってポロマに訊くと、「ジレ」と一言で返されたりする。
ジレとはクミンパウダーのことで、他には少量のターメリックくらいしか使われていなかったのだ。
我々日本人のイメージするスパイスと言えば、主に肉に使われるクローブ・カルダモン・シナモン・ナツメグなどだが、それらは肉料理以外ではあまり頻繁には使われない。
もう少しスパイスについても世界を広げたいと思う。
2019/02/14
ベンガル
お昼はダルと小エビのカレーとタングラーという小さなナマズのカレー。
この小エビ多分初めて食べたと思うけれど、カップヌードルに入っている小エビに食感も味もよく似ている。
多分よく似た種類のエビなんだと思う。
スパイスはベンガル特有の複合スパイスのパンチホロンとターメリック・ショウガ・胡椒を使っている。
エビと一緒にジャガイモと長ネギも加えられているが、こちらの長ネギはニンニクの芽に似ている。
そして小さなナマズのタングラーの独特な淡白さは、とても見た目からは想像できない。
魚食文化が盛んなベンガル地方では、ナマズ系の魚の他に鯉や鮒の仲間もよく食べられ、淡水魚の他にも汽水域で獲れるバラマンディや、海の魚もマーケットには並んでいる。
食べる家族の好みや習慣で食べる魚種が選ばれるが、ウグイの仲間のような小魚からエイまで多種多様だ。
因みに私はやはりナマズの仲間の「パプダ」という魚の、上品で淡白な味わいがとても好みなのだ。
この小エビ多分初めて食べたと思うけれど、カップヌードルに入っている小エビに食感も味もよく似ている。
多分よく似た種類のエビなんだと思う。
スパイスはベンガル特有の複合スパイスのパンチホロンとターメリック・ショウガ・胡椒を使っている。
エビと一緒にジャガイモと長ネギも加えられているが、こちらの長ネギはニンニクの芽に似ている。
そして小さなナマズのタングラーの独特な淡白さは、とても見た目からは想像できない。
魚食文化が盛んなベンガル地方では、ナマズ系の魚の他に鯉や鮒の仲間もよく食べられ、淡水魚の他にも汽水域で獲れるバラマンディや、海の魚もマーケットには並んでいる。
食べる家族の好みや習慣で食べる魚種が選ばれるが、ウグイの仲間のような小魚からエイまで多種多様だ。
因みに私はやはりナマズの仲間の「パプダ」という魚の、上品で淡白な味わいがとても好みなのだ。
2019/02/13
夜はルーティー(チャパティ)
米どころのベンガルだが夜はルーティーを食べる家族も多い。
インドで最も親しまれている全粒粉のほぼ無発酵パン。
日本のインド料理店で多くが注文するパンと言えばナンだが、インド人の中には日本へ来て初めてナンを食べたという人も少なくない。
かつてはごく近所に粉屋さんがあり、挽きたての粉で作ったルーティーを食べた時の感激は今だに忘れられない。
それまでは挽きたての小麦粉など考えたこともなかったが、何よりも本当の贅沢とはどういうことなのか?目覚めさせられた経験になった。
ここではまだマーケットへ行けば挽きたての粉が手に入る羨ましい環境が続いている。
夕食はダルとジャックフルーツのカレー。
カレーと紹介しているが、こちらでは「トルカリ」というおかず的な意味合いのメニューになる。
トルカリはヒンディー語圏では「サブジ」になる。
インドで最も親しまれている全粒粉のほぼ無発酵パン。
日本のインド料理店で多くが注文するパンと言えばナンだが、インド人の中には日本へ来て初めてナンを食べたという人も少なくない。
かつてはごく近所に粉屋さんがあり、挽きたての粉で作ったルーティーを食べた時の感激は今だに忘れられない。
それまでは挽きたての小麦粉など考えたこともなかったが、何よりも本当の贅沢とはどういうことなのか?目覚めさせられた経験になった。
ここではまだマーケットへ行けば挽きたての粉が手に入る羨ましい環境が続いている。
夕食はダルとジャックフルーツのカレー。
カレーと紹介しているが、こちらでは「トルカリ」というおかず的な意味合いのメニューになる。
トルカリはヒンディー語圏では「サブジ」になる。
2019/02/11
Kolkataへ
事前の予約ミスから空港で半日過ごすことになった。
かつては珍しくなかった空港での長時間待ちを久しぶりに体験することに。
今回は仕事も持ってきていたので、腹ごしらえした後はP.C.相手にひと仕事。
さてようやく搭乗という時に預けた荷物にバッテリーが入っていると足止めにあい、空港のバックヤードを通って荷物の保管所へ行き荷物チェック。
長い待ち時間を身軽にすごそうと予定外に預けたスーツケースにバッテリーが入っていたのを忘れていた。
バッテリーは機内に持ち込むというのがインド国内線のルールだった。
あえなくバッテリーは没収されてしまった。
普段は入れない空港のバックヤードがかなり面白かったのでまあいいか?と自分を納得させようとしてはみたものの、今回の踏んだり蹴ったりはこのくらいで勘弁して欲しい。
ところで空港のフードコートのテーブルに置かれたタバスコが、ノーマルとハラペーニョの2種類がセットになっているところは、さすがインドだななどと思って眺めた。
かつては珍しくなかった空港での長時間待ちを久しぶりに体験することに。
今回は仕事も持ってきていたので、腹ごしらえした後はP.C.相手にひと仕事。
さてようやく搭乗という時に預けた荷物にバッテリーが入っていると足止めにあい、空港のバックヤードを通って荷物の保管所へ行き荷物チェック。
長い待ち時間を身軽にすごそうと予定外に預けたスーツケースにバッテリーが入っていたのを忘れていた。
バッテリーは機内に持ち込むというのがインド国内線のルールだった。
あえなくバッテリーは没収されてしまった。
普段は入れない空港のバックヤードがかなり面白かったのでまあいいか?と自分を納得させようとしてはみたものの、今回の踏んだり蹴ったりはこのくらいで勘弁して欲しい。
ところで空港のフードコートのテーブルに置かれたタバスコが、ノーマルとハラペーニョの2種類がセットになっているところは、さすがインドだななどと思って眺めた。
2019/02/10
チャイ
カフェインを絶っている。
自分としてはかなり長い間カフェインフリーの生活をしている感覚だが、実際にはまだ3〜4ヶ月しか経っていない。
最近症状が緩和されたようなので、試すようにお茶を飲んでみたりする。
様子を見ながら飲む種類と量を調整する。
しかしコーヒーはまだデカフェしか飲んでいない。
インドに居るとカフェイン過多になりがちだ。
もう30年の付き合いになるシタールメーカー Rikhi Ramで出されるチャイは美味しい。
茶葉なのか?ミルクなのか?淹れ方なのか?
じあそれぞれの加減は難しく、自分で淹れるチャイの味はなかなか決まらない。
逆にチャイの味が決まった時は、とてもリラックスし癒される。
今回こちらに居る間にチャイくらい楽しめるところまで回復したいと思う。
自分としてはかなり長い間カフェインフリーの生活をしている感覚だが、実際にはまだ3〜4ヶ月しか経っていない。
最近症状が緩和されたようなので、試すようにお茶を飲んでみたりする。
様子を見ながら飲む種類と量を調整する。
しかしコーヒーはまだデカフェしか飲んでいない。
インドに居るとカフェイン過多になりがちだ。
もう30年の付き合いになるシタールメーカー Rikhi Ramで出されるチャイは美味しい。
茶葉なのか?ミルクなのか?淹れ方なのか?
じあそれぞれの加減は難しく、自分で淹れるチャイの味はなかなか決まらない。
逆にチャイの味が決まった時は、とてもリラックスし癒される。
今回こちらに居る間にチャイくらい楽しめるところまで回復したいと思う。
盗塁のご褒美
めでたく初盗塁に成功し食べたミールス。
ニューデリーで南の料理というと、立地の関係からもSARAVANA BHAVANへ行っていたが、今回その近所で気になっていたSANKALPで食べてみた。
ここの印象は今まで食べてきたミールスの中では、だんとつにソースが濃厚なこと。
豆や野菜の密度が濃いというか、マサラが濃いというか全体的に食べ応えのある料理だが、味は繊細に仕上げている。
南インドの料理と言えば、特にソースがリキッド状でシャバっとした料理が多い印象。
これはどちらかと言えばグジャラートやラジャスタンのリッチなベジに近いかもしれない。
辛さも特有の酸味も丁度良く、油もほどほどで食べやすい。
南インドにも食べに行ってみたいお店がいくつかあるのだが・・・
未踏の南インドにも行ってみたいと年々思いが募っている。
ニューデリーで南の料理というと、立地の関係からもSARAVANA BHAVANへ行っていたが、今回その近所で気になっていたSANKALPで食べてみた。
ここの印象は今まで食べてきたミールスの中では、だんとつにソースが濃厚なこと。
豆や野菜の密度が濃いというか、マサラが濃いというか全体的に食べ応えのある料理だが、味は繊細に仕上げている。
南インドの料理と言えば、特にソースがリキッド状でシャバっとした料理が多い印象。
これはどちらかと言えばグジャラートやラジャスタンのリッチなベジに近いかもしれない。
辛さも特有の酸味も丁度良く、油もほどほどで食べやすい。
南インドにも食べに行ってみたいお店がいくつかあるのだが・・・
未踏の南インドにも行ってみたいと年々思いが募っている。
2019/02/09
Check in
今回預ける手荷物は楽器だけで、着替えなどは機内持ち込み範囲内のスーツケースに収まった。
いつも気をつけていても結局使わずに帰ってくる荷物もあったので、今回はかなりシビアに必要なものを選んだら随分減らすことが出来た。
インドはポーターも居て荷物を運ぶのは比較的楽だが、大量の荷物の管理はやはり骨がおれる。
以前は楽器の調整も楽しみながらしていたが、今はほとんど自分ですることはなくなった。
最も大切なブリッジのジュワリは、複数のブリッジを職人にまとめて調整を頼み、自分ではその交換のみと、その際フレットの調整をするだけ。
楽器職人の技は見ているだけでも楽しい。
今回もあれこれ問題点を抱えて来ているので職人技が楽しみだ。
いつも気をつけていても結局使わずに帰ってくる荷物もあったので、今回はかなりシビアに必要なものを選んだら随分減らすことが出来た。
インドはポーターも居て荷物を運ぶのは比較的楽だが、大量の荷物の管理はやはり骨がおれる。
以前は楽器の調整も楽しみながらしていたが、今はほとんど自分ですることはなくなった。
最も大切なブリッジのジュワリは、複数のブリッジを職人にまとめて調整を頼み、自分ではその交換のみと、その際フレットの調整をするだけ。
楽器職人の技は見ているだけでも楽しい。
今回もあれこれ問題点を抱えて来ているので職人技が楽しみだ。
2019/02/07
2019/02/06
眼科診療 経過
前回の眼科検査から経過観察の為再度受診。
抗がん剤による炎症は先日処方された目薬で見事に消えたので、転移かどうか疑われた患部のチェックが主な目的。
この間ステロイドを減らした時に判明した虫歯の治療を受けたり、立春前に身体のメンテナンスの日々が続いた。
当面は様子を見ながらステロイドを減らすのが目標で、出来ればステロイドフリーになるのが最終目標か?
ステロイドの減らし方にも注意が必要なことは前回知ったので、長い目で様子を見ながら減らさなければと思う。
一昨年までは歯科と整形外科以外に病院にかかったことがなく、基本的に病院とは無縁の日々を送ってきたが、今は全く正反対の日常だ。
前回の主治医の外来の時に、私が使っている薬の一回の単価を知って驚き、改めて健康保険のありがたさを感じている。
本日の診療の結果は、相変わらず炎症は続いているものの、転移と思われる症状は見られないので、点眼薬を差し続けてまた一月後に来ることになった。
今まで時に視界不良になるほどだった副作用の炎症。
乱視に輪をかけたように歪んだ視界は解消された。
長く不自由を感じていた副作用がもう一つ緩和された。
抗がん剤による炎症は先日処方された目薬で見事に消えたので、転移かどうか疑われた患部のチェックが主な目的。
この間ステロイドを減らした時に判明した虫歯の治療を受けたり、立春前に身体のメンテナンスの日々が続いた。
当面は様子を見ながらステロイドを減らすのが目標で、出来ればステロイドフリーになるのが最終目標か?
ステロイドの減らし方にも注意が必要なことは前回知ったので、長い目で様子を見ながら減らさなければと思う。
一昨年までは歯科と整形外科以外に病院にかかったことがなく、基本的に病院とは無縁の日々を送ってきたが、今は全く正反対の日常だ。
前回の主治医の外来の時に、私が使っている薬の一回の単価を知って驚き、改めて健康保険のありがたさを感じている。
本日の診療の結果は、相変わらず炎症は続いているものの、転移と思われる症状は見られないので、点眼薬を差し続けてまた一月後に来ることになった。
今まで時に視界不良になるほどだった副作用の炎症。
乱視に輪をかけたように歪んだ視界は解消された。
長く不自由を感じていた副作用がもう一つ緩和された。
2019/02/03
副作用 味覚と嗅覚
昨年2月のインド滞在中、体調を崩した時に失った味覚と嗅覚がほぼ回復した。
結局治るのにほぼ1年かかったことになる。
長かった・・・
甘い辛いなどの基礎的な味覚は5月頃には感じられるようになったが、それまでは注意深く味の手がかりを探す日々だった。
夏頃に嗅覚が戻り始めると具体的な味の全容が見え始めてきたが、特に臭さのような特定の匂いは感じられず、味のイメージが完全には繋がらなかった。
良いと思う匂いが早くに戻ったのに比べ、悪い匂いが感じられないことを最初はラッキーだと思っていたが、食べ物が痛んでいるのか匂いで判断出来なくなったのは不自由だった。
個人的に発酵食品の中には、あきらかに賞味期限を過ぎてからの方が、食べ頃で美味しかったりするものもあると思うので、やはり嗅覚が万全でないのは不自由だ。
秋頃には臭さも感じられるようになり始め、記憶している味の感覚が感じられるようになってきた。
そして最近になってまだ完全ではないものの、やっと正常だった時の味覚・嗅覚のイメージが取り戻せた。
私と違う抗がん剤を使っている人でも、同じような症状になっている人がいるらしいので、これは抗がん剤の副作用としてありがちな症状らしい。
食感にまで影響が出る場合があるらしいので、私の場合はまだましだと言える。
それにしてもこの副作用はなんとも酷な症状で、この症状がいつまで続くのかもわからない中、微かに変化する味覚や嗅覚の感じ方を手がかりに、味の記憶を整理する日々が延々と続いてきた。
元に戻りつつある今は、普通であることの愉快さを存分に楽しめるようになってきた。
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