レコ発ライブに向けて楽器の微調整をしたり、来月初挑戦のタンゴやボサノバの譜面起こしに煮詰まった。
五山の送り火のテレビ中継を見ていたら、何故かふとユーミンを聴きたくなり、なんだかな〜と思いつつyoutubeにアクセス。
実は今まで恥ずかしながらユーミンをまともに聴いたことがなかった。
70年代のデビュー作から聴いていくと、改めてその楽曲とアレンジの凄まじさに打ちのめされた。
そして音そのもののリアルさにも感心した。
デジタル化されているにもかかわらず実に自然だ。
スタジオ環境からCDフォーマットの16bit 44.1khz に落とす度に苦悶する昨今のストレス。
PCのおかげで作家に新たな道が拓けたのは事実だが、アナログのあの時代とはまるで別物に感じる。
しかも時代を遡るほど音がリアルに聞こえるのも実に悩ましい。
この煮詰まった時間に、最近常に頭をよぎっていたアーティストとアーティシャンの疑問の答えをいただいたのは大収穫だった。
当時頑なに拒む私にユーミンを勧めた友人が思い出される。
やるせなくなり時節柄最後は井上陽水の水無月の夜で締めようとyoutubeで探したが、カラオケで歌うカバーばかりで心のやり場を失ってしまった。
やはりyoutubeは・・・