Kolkata Cultural Society Japan主催のサラスワティープージャに呼ばれた。
近年インドのお祭りが日本で数多く催されるようになった。
秋の大きなお祭りドゥルガプージャと冬のこのサラスワティープージャは
ベンガル人にとってはこだわりのお祭りなのだろう。
サラスワティーは日本では弁才天として祀られている。
ビーナや琵琶を携えているところなどイメージもよく似ている。
プージャで飾られる神像をタクールと呼んでいるが、
現地では祭りのクライマックスでガンガーに還される。
最高潮の雰囲気は日本の海辺のお祭りで
御神輿が海に入るのと同じような高揚感がある。
タクールは一種の泥人形なので河に還されれば自然に戻る。
日本ではそこまでできないが
朝から一日がかりのお祭りは在日インド人達の心意気を十分に感じることができる。
20年前のコルカタでは一週間がかりの大イベントだった
当時のお祭りを懐かしみつつ演奏させていただいた。
ディネーシュ・ジーのタブラもご機嫌だった。
短い時間だったが楽しいライブだった。