最終日の台北に帰る道でせっかく海辺を通るのだからと、スタッフのはからいで太平洋に面した漁港に立ち寄って海鮮料理をたべた。
色々美味しかったが、マトウダイの煮物は初めての味覚だった。
甘く煮た梅の実が加えられ独特の風味の仕上がりだった。
火の通し加減も絶妙でマトウダイの身がしっとり上品に仕上がっていた。
もう一つ不明な実も入っていたが訊くのを忘れてしまった。
日本でも鰯を梅干しを入れて煮る調理があるが、このあっさりとした味つけに甘い梅の風味は是非試してみたい。
今回も台湾の食文化に脱帽しまくる日々だった。
この食に対する飽くなき貪欲さは、是非とも真似させていただきたい。