入院以来温度管理された病室で過ごしていると、季節の移り変わりの感覚が失われていく。
窓の外の光線を見てその変化から気温を予想したりするがまるで実感がわかない。
看護師さんに尋ねても「朝は涼しかったですが、私達も院内にいるのでよくわからないんですよ。」
そりゃそうか。
暑かったり寒かったり時にはフィットするのに苦労する場合もあるが、感じることの出来る感覚はやはり楽しむべき贅沢なんだなと今は思える。
食べ物から感じる季節感も贅沢な楽しみだ。
日本では野菜は栽培技術の発展と共に一年を通して食べられるものが多いが、インドは露地物がほとんどなので季節ごとの野菜が人の身体を温めたり冷やしたり自然に季節に身体を合わせてくれる。
もう名残りの山菜など季節限定感のある食べ物は特にありがたみを感じる。
季節の到来をより楽しみにしてくれる食べ物。
残念ながら今年の新子は見送りか・・・
冷やし中華は食べられそうかな?