昨年の入院中に夜な夜なyoutubeでよく見ていたのがラクナウのカバブの映像だった。
何も口にできず点滴だけで生きていたので、夜の回診に来た看護師さんにとてもシュールな光景だと言われていた。
ラクナウはムガール料理で有名な街で、特にカバブは決してはずせないと聞いていたので、これは食べずにおけないものだった。
前回も前々回も行こうと思いつつ行かれなかったので、病気をして生き残った以上今回行かない手はないと思った。
点滴生活の中でとりあえず食べられるようになったら必ず行くと決めていたラクナウのカバブ。
入院中映像に魅了されていたのはガラワティ・カバブで、食べてみたら想像どおりの香りと味と食感、ラーンはラーンでまたどこまでも味わい深い逸品、さすがにラクナウがミートパラダイスと呼ばれるだけのことはある、当然のことながら時間と胃袋が足りない状態に陥った。