2015/09/30

七味党

日本のテーブルマサラの代表七味唐辛子。

ガラムマサラやベンガルのパンチホロンの日本版で、地方や店によって味も風味も違うのが楽しい。

高速道路のSAやPAで無造作に置かれた七味唐辛子が、驚くほど美味しい時があり、そういう時に売店を探すと必ず売っている。

難点は家で使っていてもなかなか減らず風味が飛んでしまうので、勢いあまっても大人買い出来ない。


以前京都にインドのたばこ屋さんのような狭い小上がりで、好みのブレンドをその場で調合してくれるお店があり、少量ずつ買うことが出来た。

唐辛子と山椒ダブルが好みだった。


台所のマサラコーナーで忘れていた七味を見つけ、開けてみるとイタドリ虫みたいな虫が出てきたことがある。

凄い住環境だ。

そしてよく探してみるとマサラコーナーからいくつも放置された七味唐辛子が見つかり落ち込むことになる。


竹で出来た七味唐辛子入れは風情があるが、乾燥や湿気で変質しやすく虫も育つ。

缶の頭のキャップを回し、穴を合わせて使うのタイプも、一度キャップを開いた時にその惨状に悲鳴を上げた。

それ以来放置された七味を使う時は、一応中身を確認するようになった。


ミル付きの七味唐辛子の小瓶を買った時は、風味も良く最後まであとちょっとというところまで使い続けたが、使い切る前にミルの方が壊れた。


やっぱりしっかりしたミル付きのガラスボトルに入れて使うのがいいのだろうか?

光で劣化するかもしれないが、中が見えていた方が安心だ。


最後に全く別ジャンルの一味唐辛子だが、日本一や激辛をうたったものはインド人の友達に試してもらうと、日本人もやる時はやるんだということの証明になる。


生七味・・・