病院生活では充分すぎるカロリーを摂取している気がする。
点滴でもそれなりに栄養は摂れていたが、やはり食べ始めてみると違いはあきらかだ。
ただ消化するのにこんなに体力が必要だったことには今まで気づいていなかった。
胃腸も運動不足だったので筋肉痛と闘っているのかもしれない。
何事も慣れていく事が肝心で、食事にもリハビリが必要みたいだ。
毎日朝晩様子を観に来られる主治医で執刀医の先生が、昨夜術後に切除したガン細胞の詳しい病理検査の結果を知らせてくれた。
5月に腸閉塞の原因となった、小腸に絡みつき今回切除されたガン細胞を、かなり細かいレベルまで検査を行なったところ、抗ガン剤によって既に死滅していたということだった。
これは前回のPET CT検査結果を裏打ちするもので、改めてキートルーダの効果を再確認させられた。
そして明後日退院することになった。