ミズラーブは弦をはじく爪
右手の人差し指につける
インド 各地で様々なものが作られるが
基本は一緒
装着部がダブルになっている物もある
写真は私が使用している物で
札幌の友人が作ってくれている
Jhala や Dirdiri で歪んだり外れない工夫をしてもらっている
太さや形状など
いろいろわがままを聞いてもらっている
結合部分をずれにくい構造にしてもらったら
その結合部にストレスがかかるようで
1年余りでその場所が切れる
はじいている先端部も削れて細くなっているので
いずれにしても消耗するお道具
出来上がったものに刺繍糸でカバーを作り
木工ボンドを薄めて糸に染みこませている
うまく調整できるとずれにくくなる
音色も若干変わる
弦を直接はじくものなので
音色や弾き心地を直接左右する
ピアノ線などが主材料で
材質によっていろいろ変わってくる
はじく面にヤスリをかけると感じは変わるが
弾いているうちに馴染んでくる
インドでミズラーブを欲しいと言うと
昭和のビスケットケースいっぱいのミズラーブを出され
どっさり大小様々な中から選ぶので
ひと仕事になる