2012/12/19

粉雪

今朝はほんの僅かではあったものの粉雪が舞っていた。
冬至を目前に雪を見ることが出来た。

札幌在住のダルシマー奏者、小松崎氏は「全部あげる」と言っていたが、私にとって雪はやはり儚ささえ感じる冬の情感だ。

冬の北海道は最も好きな北海道の一つだが、それは訪問者ならではの感覚なのだろう。

札幌で雪掻きを体験した時には、ただ雪を移動するのではなく、降り積もった後に硬く氷固まった雪氷を割る作業から始まり、いきなり心が折れた。
少しも儚くない雪だ。

しかし冬の北海道の部屋の暖かさと、曇りなく鳴ってくれる楽器の弾き心地の良さに驚き感激する。

究極の選択か?

何事もそう都合良くは運ばない。

でも僅かな粉雪を見たら冬の北海道へ行きたくなった。