舞踏公演の後はいつもとてつもなく厳しい修行を終えた感覚を味わう。
今回は舞踏公演にツアーが重なり、海外も加わったのでかなり濃密だ。
まだ1週間しか経っていないのが全く信じられないが、もう今日で終わってしまうのかと思うと淋しくてならない。
とても複雑な心境を抱えて仕込みをしている。
今回台北は以前も公演した元ハンセン病の隔離施設だった楽生院、宣蘭は素敵なカフェ、そして今夜は野外公演と毎回違ったシチュエーションで、アンプはそれぞれ現地調達。
その試行錯誤もとてもやりがいがあった。
今日は春に癌で亡くなられた友人に贈る、秦さんの思い入れの詰まったパフォーマンスになる。
しばし静かな心で時を過ごす。