2013/01/17

夕まずめ

1月22日、今年最初の音や金時さんでのライブの準備。
ライブは一応、7時30分スタートとなっているが、たいてい8時スタートになることが多い。

基本イブニングから夜のラーガを弾くことになるが、今回は少し時間がずれてしまうが夕暮れのPurbi(プールビ)を弾こうかと思っている。

日の出・日没の時間帯のラーガをサンデ・プラカーシ・ラーガ(ベンガル語ではションデ・プラカーシ)と呼んでいる。

釣り用語でいうところの「まずめ」にあたる。
おいしい。

サンデ・プラカーシのラーガは日の出も日没も大好きなラーガが目白押しだ。

様々な時間・季節と沢山のラーガがあるが、Purbiはここ数年来私が最も好きなラーガだ。

最初にこのラーガを習った時は背筋がゾクゾクした。
難しさもさることながら北インド独特の音階で、複雑でありながら掴んでみると実に明解なメロディーは魅力的だった。

Purbiはそれぞれの音域で似たメロディーを持ったラーガが多い上に、ガラナ(流派)によって音階の上行・下行や、唄い回しに微妙な違いがある。
そのヒリヒリする部分がたまらなく好きだったりもするのだが、しっかり勉強し直すいい機会になった。