歌詞からは朝とも夜とも判断し難い。
そして天気が雨だったのを後半で明かされ、その後ほんの20秒程で季節は春から夏・秋・冬と巡ってしまう、北インド音楽的には非常にやっかいな歌詞だ。
「心もよう」はRagの本来の意味のように思う、と言うよりも直訳「心を彩るもの」よりもRagにふさわしい言葉かもしれない。
もともと染色用語だったRagは伝統音楽の中心的な用語になり、伝統音楽そのものが「Rag Sangeet」(ラーガの音楽) と呼ばれるようになった。
そして北インドのRagにはそれぞれ様々な情感が備えられている。
それをRasaと言い、それはそのRagを聴くことによって心に喚起される情感。
喜びや悲しみ、勇敢・ロマンスなど様々な情感が喚起される。
歌詞がこれだけ淋しさに満ちているのでRasaはOK。
さてこの手紙を書いているのは何時なのか?
いや、聴くべき時間帯は何時なのか?
メロディーから捉えるとBhairavi、和音から見るとAsawariになる。
BhairaviはPhrygian Mode、基音・短2度・短3度・4度・5度・短6度・短7度。
AsawariはAeolian Mode、基音・2度・短3度・4度・5度・短6度・短7度。
どちらも朝のRagなので北インド音楽的にはこの曲は朝に聴かなくてはならない。
どちらか迷うところだが青い便箋が悲しいので、悲しみのRasaのBhairaviの方がしっくりするだろう。
残念ながら雨も季節が巡るRagの要素もない。
そして天気が雨だったのを後半で明かされ、その後ほんの20秒程で季節は春から夏・秋・冬と巡ってしまう、北インド音楽的には非常にやっかいな歌詞だ。
「心もよう」はRagの本来の意味のように思う、と言うよりも直訳「心を彩るもの」よりもRagにふさわしい言葉かもしれない。
もともと染色用語だったRagは伝統音楽の中心的な用語になり、伝統音楽そのものが「Rag Sangeet」(ラーガの音楽) と呼ばれるようになった。
そして北インドのRagにはそれぞれ様々な情感が備えられている。
それをRasaと言い、それはそのRagを聴くことによって心に喚起される情感。
喜びや悲しみ、勇敢・ロマンスなど様々な情感が喚起される。
歌詞がこれだけ淋しさに満ちているのでRasaはOK。
さてこの手紙を書いているのは何時なのか?
いや、聴くべき時間帯は何時なのか?
メロディーから捉えるとBhairavi、和音から見るとAsawariになる。
BhairaviはPhrygian Mode、基音・短2度・短3度・4度・5度・短6度・短7度。
AsawariはAeolian Mode、基音・2度・短3度・4度・5度・短6度・短7度。
どちらも朝のRagなので北インド音楽的にはこの曲は朝に聴かなくてはならない。
どちらか迷うところだが青い便箋が悲しいので、悲しみのRasaのBhairaviの方がしっくりするだろう。
残念ながら雨も季節が巡るRagの要素もない。