2019/02/27

日本の味が

長期滞在していた頃は、日本の味への想いがつのりすぎて、食べたいものが巡り巡って、結局ラーメンに落ち着いてしまっていた。





滞在前半では蕎麦やうどんなどが思い浮かび、時間が経つにつれだんだん濃い味のものを求めるようになり、最終的にがっつり・こってりのラーメンに心動かされた。







年齢や滞在期間や嗜好の変化で、最近は握りがブームになっている。






魚の国から帰ってきて食べると、日本ならではの魚の味と仕事を改めて実感できる。







やはり訴えかけてくる、日本も素敵!

無事帰りました!

友人がホテルまで迎えに来てくれ、途中でパコラとマドラスコーヒーを飲みながら、軽く今後の打ち合わせをしてから空港へ。





飛行機は定時に飛び、定刻の早朝に成田着。





例によって眠る間もないあっという間のフライトだった。





成田ではやはり寒さを感じたが大丈夫そうだ。

2019/02/26

Ready!

あっという間だった19日間。





一応予定してきたことは皆出来た。





前回のことがあったのでかなり慎重な準備をしてきたが、ラッキーなことに取り越し苦労で済んだ。





昨年帰国後の外来で、主治医の先生に「風邪をひいて、インドで買った大きな抗生物質の錠剤を飲み続けたのに、効きませんでした。」と言うと、「それはきっと不純物が多いんでしょう。」と返されたので、今回は純度の高い抗生物質を処方してもらってきた。






どれくらい効くのか試してみたかったが、まさか今自分の身体を使って人体実験するのもどうかと思うので、風邪をひかないよう慎重に行動した。







おかげで人体実験も回避でき、今回は体調を崩すどころか、かなり体調が上向いた滞在になった。







感謝!

今回最後のインド飯はタミールナドゥ

夜のフライトまで食事のチャンスは1回。




いろいろ候補はあったものの、やはりここは確実なところ、好きなお店でベジミールス。





帰ってから食べたいものが沸々と湧いて出始めてきた中で、こちらで食べたかったけれど食べられなかったものとの狭間にいる。





確実に太って50kgの大台に乗った感触はある。





今年のテーマは確実に野菜になると思う。





出発直前のキートルーダはスキップしたので、前回投与から6週間以上経っているが、食生活で副作用の影響がこれ程変わったのは驚きだった。





こちらで普通に食べた野菜の量を日本でというのは、私にとっては食生活の改善というようも、どちらかと言うと食事療法に近いかもしれないが、出来るならば実現させたい。






学びと気づきはここならではの醍醐味だ。

ミッションコンプリート

今日エレキの一連のメンテを終えて、
今回のこちらでの予定を無事終えることが出来た。





フレットチューニングとタイイング、ジュワリと新しいブリッジを一つ作ってもらった。





ここRikhi Ramも最初の楽器を作ってから30年お付き合いが続いている。





2台のエレキをそれぞれ1年置きにチューニング・メンテナンスに出しているうちに、よく馴染んできた。





もともと個体差やバラつきの少ないメーカーなので、バランスさえとれれば弾き分けることは難しくない。





今バンドやセッションなどの活動が出来るのは、ここ Rikhi Ram の Ajay さんが、いつもわがままを聞いてくれるおかげだ。









さあ明日のフライトまでのつかの間を、どうやって過ごそうか?

箸で何か食べたくなったので

終盤は時間と距離と労力を考慮しながら動きを決める。





プログラムの残り僅かとなっても、ここはインドだ、何が起きるかわからない、油断は出来ない。





何を食べようか迷ったが、急に箸で何か食べたくなり中華に決定。





鶏の湖南風炒めと豆豉豆腐、それから四川焼きそばを頼もうとしたら、「湖南炒めも辛いし、四川焼きそばは超辛いから、普通の焼きそばをおすすめします。」と言われ従った。





ここは味変アイテムが揃った店で、辣油や唐辛子醤油漬け、唐辛子酢漬けなど辛変アイテムも充実、色々な味が楽しめる。







この店もかれこれ長く通っているが、コルカタにもかつてよく通ったがあった。






そこは華僑が営む老舗でチムニースープという、中華寄せ鍋が絶品だったが、惜しくも店をたたんでしまった。





その鍋が美味いのなんのって、そりゃあ 超美味いなんて言葉はとっくに超越している。





肉と魚と野菜と春雨などの具が、スープの中で旨味の塊に化けていた。





しゃぶしゃぶ鍋のような鍋で供される料理で、身体が一気に暖まるので、熱帯雨林のコルカタでは、真冬からサラスワティープージャ前にかけての、短い期間にしか暑くて食べられない。





その時期を外すと食べながら滝の汗が流れ、味とは裏腹に苦痛にさえなってしまう。






あれは忘れられない。








もう記憶の中にしか存在しない味と風景だ。

2019/02/25

デリーにて

やはりデリーは乾燥していて、まだ気温も低く過ごしやすい気候に感じる。





空港には友人が迎えに来てくれて楽をさせてもらった。





その後友人おすすめのカルナータカ料理を食べに行き、品切れのミールスに涙を飲んでドーサを食べた。






マハラジャ〇〇?ドーサ





コルカタでは見ない焼き方の生地もサンバルもどれも優しく美味しかった。








コルカタを発つ前にふと思って数えてみると、私が弟子入りした当時の師匠の年齢に、私は今春なろうとしている。






いろいろな想いが胸に去来する中、今回の滞在も残りわずか。






これから預けた楽器の様子を見に行く。

2019/02/24

あともう一仕事

デリーに着いたら最後にもう一仕事。





今回は色々なお誘いは全て断って、自分の為だけの時間を過ごした。






昨年は風邪をひいた影響で、その後味覚・嗅覚音痴が1年近くも続いてしまったので、今回はより注意深く過ごし、とても良いコンディションで滞在終盤を迎えている。






デリーへのフライトはA320 NEOで、乗る機会は少ないが静かで個人的にはかなり好きな機材だ。






快適!

いっぷく

コルカタ空港に着きデリーへのフライト待ち。





空港内のチャイは高いだけあって、量も多く素焼きのカップもしっかりしている。






何よりサフランがトッピングされて香りがゴージャス!







今度やってみよう。

美味しくいただきました

最終日の夕食はベグン・バァッタ(焼きナスのトルカリ)と、メティ・チキン(鶏のフェヌグリーク風味)だった。





今回の滞在もとても美味しい思いをしました。






何よりも僅かな滞在なのに、体調が思いの外良くなったのが驚きだった。





この調子で日々を過ごしていけたらと思う。

2019/02/23

締めは

ベンガルの魚の中で何が一番好きか?と問われれば、そりゃあやっぱりパプダ・マーチですと答える。





ナマズの仲間だが横に幅広い形ではなくて、どちらかと言えば縦に薄いフラットフィッシュのような形。





白身の淡白な味で強いて言えばぐじ(甘鯛)に近いかな?





今回グルバイに食べたいもの何かある?と聞かれて真っ先に挙げたのがこのパプダ・マーチだ。





それを最終日にもってくるグルバイの粋な計らい。







今回もどれも美味しかった。







スパイスのことちょっと解った気がする。

パンケーキ?

いつものように「朝食だよ!」と呼ばれ、「今日は何?」と訊くと、「パンケーキ!」と返ってきた。





階下に降りていきながら私には2つの選択肢が想像できた。







一つはモイダ(小麦粉)を水と玉子で溶いて、フライパンで焼いて、仕上げにシュンドロボンのワイルドハニーをかけた甘いやつ。






そしてもう一つは例の青いのが入ったいつものやつだ。





そして予想どおりいつものやつだった。




パンケーキと言う名前にちょっとざわついたが、青唐辛子・タマネギが具で、チーズがかけられていた。





そう考えるとお好み焼きもパンケーキだったんだと、妙に納得しながら朝食を食べた。

ハーブティー

今回こちらに来る前まではカフェインフリーの日々を送っていたので、出発前にハーブティーを買って持参した。






暑い国に来るというのに、身体が暖まるブレンドを飲み続けたのが正解だったのか、今紅茶は飲めるようになってきた。





お茶を楽しむなんて夏以来かもしれない。




カフェインを抜いたアールグレイのティーバッグを、来る直前までは飲んでいた、やはり不思議な飲みものだった。





持参したハーブティーは今日丁度なくなりそうだ。




来る前にもしかしたらこちらでの食生活で、副作用も緩和されるかもという期待どおり、とても楽になった。






この食生活を日本でキープ出来るかは別として、ヒントはしっかりもらえた。







帰ってすぐの外来での血液検査など今から楽しみだ。

赤目カレー

帰り支度も始まった中、ついに赤目カレーの登場!





やはりスズキに一番近い味だが、カマスのような風味も加わっているように感じる。





味付けのベースはニンニク・しょうが・タマネギ・トマトで、カレーらしいスパイスと言えばターメリックを少々ととてもシンプル。





白身の魚の滋味を味わえるように味つけされていると思う。





ここでは4〜50cmくらいの大きさが食べ頃のようだ。







やはり美味しい!

2019/02/21

料理教室

うまくタイミングが合って今日はキチュリの作り方を習った。






豆と米と野菜の雑炊のようなもので、ベジメニューなのでプージャの時によく食べられる。





豆の組み合わせ方やスパイスの組み合わせ方は、やはり沢山のバリエーションがあった。





野菜の使い方もバリエーションに加わる。






そしてやはり最後のひとサジにギィーがものを言う。





ギィーの正しい製法は詳しくわからないが、澄ましバターを作って代用している。







やはり美味しいギィーはこちらに来ないと食べられない。







かつてパティアラ・ガラナの歌手、バデ・グラム・アリ・カーンサヒブは、ツアーをする際の団体メンバーの中にギィーを運ぶ係がいたそうだ。





パティアラを出発する際に大量のギィーを持参し、もちろん料理人付きのツアー御一行で、そのギィーがある間はツアーが続いたそうだ。





彼はパティアラのデシギィー(パティアラのギィー)以外は受け付けず、ギィーがなくなったら「わしは帰る。」と言ってツアーは終わったらしい。







そのギィーちょっと食べてみたい。

モウララ・マーチ

山本リンダの曲のような名前の魚。




池に棲む小魚でこれがとても美味しい。




身の印象は沖縄のスクガラス。




食感も味もワカサギのよう。




これを素揚げにして付け合わせにしたり、カレーにしたりいろいろ楽しめるお魚。





小魚なのにワカサギ・シシャモ系の脂ののりかたに近い。




そして割と辛めに仕上げている。




これはレシピもいたってシンプルで、日本でも再現出来るかもしれない。








ふとお正月のたづくりがベンガル人の味覚に合うか試してみたくなった。

KOLKATA スイーツ天国

甘さに対して超貪欲で直向きに追求しているかのようなインドのスイーツ。





甘さの限界点を探ろうとしているのか?





最初は甘さを遥かに通り越して、最早脳に痛みを覚えるほど強烈に感じたスイーツ。






コルカタの名店のスイーツは実に洗練された、気品さえ感じられる繊細な味わい。





ベンガルスイーツではないが、なんと丁度良い甘さ加減。





コルカタだからこそ実現した甘さ加減のような気もする。






甘さを感じないというローカルもいるが、私にはこれぐらいが丁度いいんです。






鬼甘い砂糖爆弾とは次元が違うし、いろいろな工夫がよく見てとれる。








最近日本も激辛ブームも定着し、インドもしっかり貢献しているが、更に激甘ブームが来た時のことを想像すると、ちょっと身震いする。








この為に出発前に歯のチェックもしてきた。








さあ、砂糖の海に飛び込む!

2019/02/20

KOLKATA 紅茶天国

KOLKATAはダージリンのお膝元、かつてこんなクオリティのお茶が、こんな値段で手に入るのか?と驚愕した街。






5・6年ぶりにこの店に立ち寄ったが、例によってなんで頑張って大きなスーツケースで来なかったのか?と後悔した。






馴染みだった店員さんがまだ1人働いていたので、それぞれの茶葉を少しずつ出してもらい、いろいろチェックして気に入った茶葉をテイスティングさせてもらい購入。






忘れていた香りと味が一気に蘇った。





他の店で買ったお茶とは何故か全く違った風味。





ここの店に限らずダージリンの紅茶だけは、他の紅茶と異なる独特の香りと味がするのが不思議だ。





お茶に詳しい方からインドの他の産地、アッサムやニルギリの紅茶はインド原産のお茶の木で、ダージリンの紅茶は中国原産の木をイギリス人が植樹したものと聞いている。





最近この店でもウーロン茶や緑茶も作っていて、しきりに試してみるか?と聞かれたが、美味しかったら荷物的に危険なのでテイスティングしなかった。





カフェインも少しずつ摂れるようになったので、しばらくは楽しめそうだ。

Nutrela

日本では大豆ミートとも呼ばれるニウトレラ。





高タンパクでベジタリアンにとってのタンパク源。





あえて大豆ミートなどと呼ばなくてもいいと思うが。






普茶料理の豆腐と海苔のうなぎ的に思えてしまう。





そして、そんなに食べたいならば食べちゃえばいいのになどと、不謹慎なことを思ってしまう。






ニウトレラはフェイクの肉ではなくて、オリジナルな食品だと思う。





カレーにするとかまぼこのような食感に感じられる。





世話になっているグルバイの家ではかつて火曜日がベジの日だった。






それが今ではベジの日が週3日に増えた。





願い事や誓いを立てる時に、自らの食習慣をその代償として、差し出す彼らの姿勢は本当に尊敬出来る。






私は今までそんなに真摯に願い事や誓いを立てたことがない。






ただ今回週3日に増えたベジの日。






4年後にはピュアベジタリアン家族になっちゃうんじゃあないの?




と訊くとグルバイはそれは無いと笑っている。

2019/02/19

まだ来たばかりだというのに

1週間馴染みのローカルで過ごし、身体も環境に完全にセットされたが、早くも帰る支度が始まってしまった。






今日は楽器のジュワリ調整をしてもらいに、職人のBarunさんの所へ行ってきた。





調整中に彼が弾く楽器の音が、私にとって自分の楽器の音を客観的に聴く唯一の機会だ。





弾いているポジションで聴こえる音と、楽器の正面、つまりお客さんの場所とでは聴こえる音が違う。





自分でジュワリをすると、どうしても弾いているポジションでの音作りになってしまう。





特に最も多用するBajの絃のジュワリの開き加減は、彼が弾いた音で判断する。





長年の付き合いで、彼の音と私の音との違いがわかるので、自ずと判断出来るようになった。





今回はブリッジ3個といつもより少ないが、バッチリ調整してもらった。







4本の太さと材質の異なるメロディ絃のバランスが気持ち良く整った。