レントゲン結果は上々でこれから退院準備が始まる。
肺もしっかりと膨らんだようなので明日ドレーンチューブを抜けるようドレーンバッグは遮断された。
ドレーンチューブは入れた時と同様に麻酔をして抜き、抜いた跡は縫合するらしい。
5月に緊急手術をした時はお腹に何本のドレーンチューブを刺していただろう?
現実を受け入れ難く、またその姿を自身で見ることも出来なかった。
実際人が血を流しているのを見たらサッと血の気が引いて貧血状態になるような私が、自分自身のそのような姿を注視出来るわけもない。
それから考えると今では随分慣れたというか根性が座ったようだ。
手術の縫い跡も今では愛おしく見えてならない。
これからは順調に進んでくれることを願うばかりだ。