2017/07/03

病状報告





今年もあっという間に後半に突入してしまった。




前半は全て闘病に費やしてきた。




病気が発覚したのが昨年11月だったので、8ヶ月間ずっと病気と向き合っていることになる。




悪性リンパ腫、頸部と胸部と腹部のリンパが大きく腫れていた。




当初ステージ4を宣告され頸部に放射線治療を始めた時は、出来るだけ食事療法や民間療法を取り入れて抗ガン剤治療だけは避けるつもりだった。





ネット上の情報でも人からの情報でも、抗ガン剤治療には疑問を持っていた。




多くの友人からも情報を寄せられ、昨年11月から暮れにかけては、それらの治療と放射線治療に集中していた。




その頃には頸部のリンパの影響で嚥下困難な状況も始まっていた。




頸部のリンパの腫れは放射線治療によって一時的に小さくなった。




頸部への放射線治療が済んだ時に、主治医から抗ガン剤治療に移ることを勧められたが、踏み切る気持ちにはなれず考えさせて欲しいと答えを濁した。





そして今年になってから胸部のリンパへの放射線治療に移った。




しかしその頃には炎症反応も高くなり体調的にきつい状況になり、一度回復した嚥下困難もまた始まりそれまでの治療法の限界を感じ始めていた。




体力の消耗も激しかった頃に放射線治療の医師からも抗ガン剤治療を勧められ、3月から抗ガン剤治療始める決心をした。




主治医と抗ガン剤治療の相談を始めた時に、丁度使用の為の検査が解禁になった薬があるということを聞かされた。




それは通常の抗ガン剤と違い免疫療法の抗ガン剤ということで、ただそれを使用できるかどうか、またそれが効き目があるか極端な個人差があるということだった。




それはキートルーダという薬で使用の認可が下りたばかりの薬で、検査の結果それが使用出来るということになり投与を始めた。




キートルーダは他の抗ガン剤同様やはり副作用があり、それは肺炎と胃腸炎が代表的な副作用だと聞かされていた。




頸部・胸部は放射線治療を施していたので、私にとっての不安は腹部のリンパ節の違和感だった。




キートルーダは3週間に1回投与する薬で、第1回目の投与から2週間が経った頃その効き目が発揮されだした。




まず一番確認しやすかった頸部のリンパ節はみるみる萎んでいき、再び酷くなっていた嚥下困難も解消されていった。




その頃始めて治療に希望が持てる状況が訪れたと言っても過言ではない。




炎症反応も下がり体調的にも楽になり、日常生活を送れるようになると思わせてくれた。




ところが2回目の投与から2週間が経った頃から胃腸炎の副作用が始まった。




まさか副作用に襲われるとは思っていなかったので、食事は普通に摂っていたが、最初嘔吐から始まりその後激しい下痢に襲われた。




体調は最悪の状態になり3回目の投与の予定を前に緊急入院することになった。




入院してからは肺炎に対しては抗生物質、胃腸炎にはステロイドを投与し、1週間程で症状も落ち着きそろそろ退院も見えてきた頃、不安だった腹部のリンパ節の辺りに違和感を感じ始めた。




それはキートルーダによってリンパ節自体は萎んだものの、それまで圧迫されていた小腸が癒着して塞がった為に起こった腸閉塞だった。




そして緊急手術を受けることになった。




それ以降はリアルタイムにブログに記してきたとおり。




手術から2ヶ月、長く続いた痛みも癒えて現在は再手術に向けて体力の回復に努めている。




がん細胞は驚く程小さくなり体調への影響は全く無くなった。




現在分断されている小腸を再手術で繋いで食事を摂れるようになるのが今後1カ月の目標になっている。