2014/02/26

一番

今回初日にグルジーと話した時に、今まで勉強して来てどのRagが一番好きか?
と聞かれ、とっさに答えることが出来なかった。

古典十八番?のようなRagの名前や、弾いていてゾクゾクするRagやヒリヒリするRagなどの名前が、浮かんでは消えていった。

一晩考えて答えたのはJhinjhotiだった。

どのRagにもそれを練習していた時の思い出がある。

グルバイとしたプーリーでのJhinjhoti合宿もあった。


答えの理由は練習していて楽しいのだ。

ミニアチュール絵画のTodiに代表される、アニマルラーグのように、何か自然界との接点のようなものを持っているRagの一つだと思う。

Jhinjhotiを練習していると、よく昼ならば鳥達、夜なら虫達が唄ってくれる。


何か彼らにうったえるメロディなのだろうか?



そういう楽しい思い出が沢山あるRagなので、今はJhinjhotiが一番好きなRagということになった。



それならばJhinjhotiを聴かせてもらおうということになり、勉強しているものと別に練習した。


練習はやはりとても楽しかった。


グルジーにじっくり聴いていただき、多くの指摘をもらえるのは実に幸せなことだ。





それから楽器を調整に出し、今日上がるのでこれから受け取りに行く。