2012/02/11

カラス

彼のいるグループは家の前の路地を縄張りにしている10頭位の群れで、彼はもっとも小さく序列は最下位。
いつもは兄貴達と2〜3頭でつるんでいるが上位の仲間がいるところでは決して食べものにありつけない。
なので1頭で庭にいる早朝に食べものをあげている。
しかし最近兄貴が感づき私からの合図も覚えたのでまた合図を変えた。
今は合図を送って近くに兄貴がいると目で知らせるようになった。
ここの家では残りものを野良猫、野良犬、カラスにあげているが、たいてい犬がたいらげるので猫やカラスにはタイミングをずらせてあげている。
余ったトーストをいくつかに千切って何羽かのカラスにあげたりする。
カラス食べものをあげているなどと言ったら日本なら大騒ぎでテレビがきてしまいそうだが、ここでは日常の光景でどこの家でもそうしている。
なのでカラスも地元の人の迷惑になることはしない。
賢い鳥だ。
ここのカラスの胸の羽根はブルーダンでソフトハックルには最適な気がする。