昨日は実際に自分の点滴ポートから針を抜く手技に挑戦した。
やはり目の前の模型で練習するのとは大違い、自分の右鎖骨の位置はとにかく見づらい。
また右鎖骨の位置だと利き手を縮めないと針に触れられないので思った以上に難しい作業になった。
まああと2〜3回やってみれば手が慣れて問題なく出来るようになるだろう。
点滴液が漏れるような非常事態には迅速に対応しなければならないので、抜針は覚えておく必要があるということだ。
次回はポートに針を刺す作業にも挑戦しようと思う。
点滴ポートは今や私の口の代わりを務めてくれているので注意深く観察する必要がある。
今や栄養の入り口と出口が人工物になってしまいどちらも定期的なケアが必要という始末。
現代の医療あってこその今この時間・瞬間をありがたく過ごす。
最近は使用している点滴の薬の名前も全部覚えてしまい、2種類ある痛み止めの薬も名前で指定して看護師さんにリクエストしている。
効き方と効果が微妙に違う2種類の痛み止めを上手く使い分ける方法も身についた。
なんとなく医療に詳しくなったつもりでいる。
愚か