北インドの肉料理にはムガール宮廷スタイルのラクナウ流派とシークのパンジャブ流派が二大流派で、どちらも甲乙つけがたい独自レシピを持っている。
肉好きの民族は肉料理を飛躍的に発展させ、様々な有名レシピを作り上げてきている。
内蔵ではやはりレバーの料理は外せない。
レバ刺しが大好物で、焼き鳥を食べる時にもレバーは必ず食べる私にとっては、絶対に避けて通れない王道メニュー。
インド料理でレバーと言えばラムかチキンのレバー料理になる。
インドの家庭料理のチキンカレーはニワトリ1羽を使って作るので、運が良ければレバーもハツも頭(脳ミソ)も楽しめる。
最初私は頭を避けていたが、一度気づかずに食べてしまいあまりの美味しさに考えを変えた。
レバーを美味しく食べさせるレストランでは、当然下ごしらえもしっかりしていてどうやら牛乳でマリネして臭みを消しているようだ。
ただ残念なのはどんなに美味しいレバー料理は食べられても、インドの伝統料理店では同時に一杯飲めない。
玉にきずというやつだ