緊急手術から一カ月半経ち、最短ならばあと一カ月半で再手術を受けられる。
水以外絶飲食生活もやっと中間地点だ。
未だ長い道のりだが、あと半分だと思うと少しは気が楽になる。
正直5月に手術を受けるまでは一生手術なんてしたくないと思ってきたが、今は8月の手術を待ち遠しく感じている。
受けなくていい手術ならば絶対に受けたくないが、手術を受けたらまた食事を摂れる普通の身体に戻れると思うと話しは別だ。
やはり欲望は苦痛を凌駕するということか。
相変わらず日々食べたい物を想像しているが、最近はタイ料理が気になって仕方がない。
どうやら傾向として次第に刺激の強い物に魅かれていくようだ。
最後はブータン料理が気になって仕方なくなるのだろうか?
インドに通い始めた頃はフライトの乗り継ぎで最低一泊しなければならなかったので、バンコクに寄りタイ料理を食べながら数日過ごしたりしていたが、乗り継ぎのスケジュールが改善されてからはもう25年以上乗り換えで数時間空港に滞在するだけだった。
また、最近はデリーへ直行便でイン・アウトすることが増えてタイはすっかりご無沙汰だった。
タイ料理はコルカタで時々食べに行っていたが、今はどちらかというとバンコクの屋台飯が猛烈に食べたくなっている。
タイスキやタイ風鶏飯、ローストダックや麺類も、考え出したらキリがなくなってきた。
勿論化学調味料の使用は承知の上だ。
ジャンク上等‼︎
実際運良く食べられるようになっても最初は重湯から始まって、3分粥、5分粥、全粥と段階を踏んでいくだろうし、そうするとインドやタイの出番は随分後ろの方に控えていると思う。
待たされるほど求める刺激はうなぎ登りなのか。
もう少し現実的なものの考え方を出来ないものだろうか。