がんセンターで新しく開発された薬品によるPET-CTの撮影が始まった。
PET-CTの撮影は最初11月に初診に来た時以来で、その時は一回20分の撮影だけだったが、今回は3日間で3回の撮影を行う。
造影剤を使ったCT撮影は何度も撮影してきたが、久しぶりのPET-CTの撮影で現在の詳しい状況を見られるので結果をとても楽しみにしている。
ただ1回1時間の長時間撮影なのでそれなりに疲れる。
昨日はリハビリとCT撮影だけだったので、待ち時間に映画「立川談志」と「George Harison / Living In The Material World」、撮影後には「Bob Marley / Roots Of Regend」を観た。
奇しくもそれぞれがんで亡くなっている。
ここがんセンターはがんに特化した特殊な病院なので、患者同士の繋がりも独特のように感じる。
皆同じような心情を抱えてここに治療に来ているので、互いの気持ちを察することができる。
がんと言っても症状・状況は皆それぞれ千差万別で、様々な治療法で病気と向きあっている。
実際私も現在日本人の2人に1人と言われているがん患者全てを同志と感じるようになった。
なので誰かが力尽きたと聞くと自分の事のように痛い。
そしてテレビの情報やネットの記事、ネットやSNSなどで展開される持論など痛すぎて見ていられない。
今は麺類とパンが気になっている。
病気になって変わった嗜好もあれば変わらず好きであり続けている物もある。
今はコルカタのローカルのチョウメンが食べたい。